髪を染めましてね、これでヒュンダイ（現代）の若者に見えるでしょう。
頭髪とははかないものです。いつまであるのかわからない。

古代の哲学者ウ・スーゲも言ってたでしょう。
神は永遠、髪は諸行無常ってね。
まぁしばらくはこの髪でいこうと思います。

さて、２月７日は北方領土の日だったわけですよ。
２月７日っていうのは日露通好条約が締結された日に由来します。
少し振り返ってみましょう。

日露通好条約(1855年)によって日露の国境は択捉島と得撫島の間に決められ、
択捉島から南は日本、得撫島から北の千島列島はロシア領として確認されます。
この時点で樺太は国境が定められませんでした。

次に樺太千島交換条約（1875年）では、樺太を放棄する代わりに千島列島をロシアから譲り受けました。
日露戦争後のポーツマス条約(1905年)では、北緯５０度以南の南樺太が日本領土になります。
敗戦後に結ばれたサンフランシスコ講和条約に調印します。
この結果、日本は、千島列島と北緯50度以南の南樺太の権利、権原及び請求権を放棄しました。

しかし、放棄した千島列島に固有の領土である北方四島は含まれていません。
ていうかこれにはソ連調印してないんですよね。
不法占拠しているロシアは早く返せよと思いますよね。

日本の周辺国って本当にアレな国が多いですよね。中国、韓国、北朝鮮、ロシア。
この中だとなんとなくロシアがマシじゃないかなと思いませんか？でもそんなことはないんですよ。
特に歴史を見れば約束とか全然守ってませんよね。

日本の敗戦間際の昭和20年には日ソ中立条約っていうのがありました。
当時のソ連はこれを破って侵攻してきたわけですよ。
しかも占守島にソ連軍が上陸したのって８月１５日以降ですからね。

北方４島を占領したのは９月になっていました。
さらに軍人や居留民を拉致して抑留。
人道に対する罪ですよこんなのは。

昨日は総理も参加して北方領土返還要求大会が開かれました。

安倍晋三首相は「北方領土の日」の７日、東京都内で開かれた北方領土返還要求全国大会に出席した。「今年は戦後７０年の節目の年にあたり、今なお日露間で平和条約が締結されてないことは異常だと言わざるを得ない」と述べ、日露関係の改善を通じた北方領土問題の早期解決に全力を挙げる姿勢を強調した。

まぁでも現状ロシアは返す気ないでしょう。
何か政変に乗じてやるくらいのことが必要です。