イスラム国の指定する72時間を目前にして、拘束されている後藤さんの母親、石堂さんが会見を開きました。その報道を見てみましょう。
石堂さんは100人を超す国内外の報道陣が詰めかけた会場に緊張した面持ちで入り、頭を下げた。
会見前には「この3日間、ただただ、悲しくて泣いていました」「イスラム国の皆さん、健二は敵ではありません。解放して下さい」「残された時間はわずかです。日本政府の皆さん、健二の命を救って下さい」などとつづった声明が配られ、石堂さんはその一部を読み上げた。
世界にメッセージを伝えたいということで今回の会見を希望したと言います。
このように息子を一途に思う母。
目頭が熱くなって…はこなかったんですよね。
報道ではこのように綺麗にまとめられているんですけど、ニコ生で会見を生放送していたので僕も全部見ました。
ニコ生の後で報道を見たので違和感しかなかったですね。
というのも息子の生存を願うというよりは…まぁご覧いただきましょう。
昨日健二の妻である嫁と初めて電話で交信いたしました。
聞きますと、2週間前に赤ちゃんが生まれたそうです。
私はびっくりいたしました。生まれたばっかりの2週間しか経っていない子どもを置いて、なぜ遠い所に行ったのですかと質問しました。
そうしましたら、先に拘束されている知人を助けるために、救出するために、何が何でもという形で飛んでいってしまった、と申しておりました。
私はその時感じたんですが、この地球は大切にしなければいけない、たった一つの、私たちのために神がつくってくださいました、自然がつくってくださいましたものを、その貴重なプレゼントをなぜ壊すのか、私はわからないのです。
原子力を使い、地球を汚し、大気圏を汚して、そして何を求めようとするのか、私には全然わかりません。
僕にも全然わかりません。
後藤と石堂の名前の違いは離婚したとかマスオさん状態とかいろいろあるでしょうからわからんでもないです。
ただ孫の誕生を知らなかったっていうあたりに闇を感じますよね。
まぁこれは立ち入ることではないでしょう。まぁいろいろあるだろうしね。
あとシリアのジャーナリストにこのように突っ込まれていました。
「イスラムの人々に」とお話をされていますが、彼らが必ずしもイスラムを代表するものではないということをご存知でしょうか。(シリアの記者)
そこまでは存じ上げておりませんでした。失礼いたしました。
今回の会見って表に出すメッセージとしてはマイナスなんじゃないですかね。
息子より関係ない話が大半でした。
まぁ今ここまで見て嘘だろって思うでしょう。
でも残念ながらまじなんですよね。
ISISへの抗議でなく、IAEAだったのか?
とまで言われるほど原子力批判してましたね。
佐村河内や野々村級のインパクトある会見は
今年はないと思っていましたが、
すでに1月に・・・。
親族の危機は本当にお気の毒なのですが、
焦点のズレが激しい形で、肝心の後藤けんじさんへの
気持ちが頭に残らない会見となってしまいましたね。
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