さて、消費税10パーセントへ引き上げの判断が迫ってきましたね。
今年の4月から8パーセントになったわけですけど、
やはりボディーブローのように家計を圧迫していきます。
でも不思議な話です。
去年増税を決める前に有識者会合なんかもありましたよね。
その時にはほぼ全員が増税にGOだったわけですよ。
このあたりを解説した経済アナリスト山田勉さんの
動画が面白かったので是非見て欲しいですね。
一流の経済学者、一流のエコノミストなんかが集まって
消費税について考えたわけですよ。
ただそんな一流の有識者が大丈夫だと言った消費増税で
結局日本経済は急ブレーキです。
でも去年の時点で増税反対していた人多くは
この結果を予測していましたよね。
だってデフレで需要がないところで増税したら
さらに景気腰折れするってわかるじゃないですか。
たらちゃんでもわかりますよこんなの。
ちなみに山田勉さんは面白い持論を述べています。
有識者会議っていう方々は一応人生の勝ち組ですから、競争を勝ち上がってきてその他の人に対する目線っていうのが冷たいんですよね。
金持ちにとってはあまり関係ない話なんでしょうか。
しかし庶民にとっては一大事です。
ただ増税すべきとする人たちも多いわけですよ。
増税のために色々なことを言いますよね。
例えば増税しないと金利の急騰がーというものがありますよね。
これも山田さんの解説なんですけど、
先日短期国債の入札がありましたと。
発行予定額5,7兆円のところになんと
金融機関から応募が52兆円あったっていうね。
人気すぎでしょ(苦笑。
平均落札価格100円0銭1厘0毛、マイナス金利っていうね。
急騰するのかな?
国際公約があるから増税しなければという声もあります。
この辺の律儀さって日本人っぽいのかなという気もします。
でもその国際公約とやらのために
日本経済自体が崩壊したら意味ないじゃないですか。
ていうか根本的に国際公約なんですかね?
アメリカのルー財務長官は
「財政再建のペースを注意深く調整しろ」と述べています。
さらにフランスやイタリアも財政赤字削減の
目標を先送りしたわけですけど、これで国債は売られたのか?
売られてないと。
そういえば追加の金融緩和が発表されましたね。
お金の量が増えても使う人がいなければ意味ないわけですよ。
だからこの流れで需要喚起する必要が有ります。。
需要を喚起しなきゃいけないところで再増税って
もはや正気とは思えないですね。
物価だけ上がって給料は上がらず、そして増税で負担は増える。
みなさんこれおかしいと思いませんか?
こんなの守備妨害で日本シリーズ終了並みにおかしいですよ。
給料が上がらないと中々消費に回りません。
消費が増えないと結局企業が設備投資して商品作っても売れないわけですよ。
やはりまずは景気の回復です。
景気をしっかり回復軌道に乗せるまで増税は見送るべきではないでしょうか。
社会保障にしても数パーセントの増税じゃ付け焼刃なんですねよね。
もっと根本のところをなんとかしないと。
( KAZUYA )
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■編集後記■
景気上昇ないままに、増税したら貧血になってしまいます。
飛行機は加速しないと飛びません。
加速中にブレーキをかけたらダメです。
タマゴを産むニワトリを殺すな!
こういう話が何度もされてきたのに、去年決定し行われた増税。
しかも消費税を10%にしたら足りるというわけではないのです。
これはさすがに医療費含めた福祉まで削るのかどうするのか、
結論ださない限り、片方で垂れ流しが拡大していたら
意味ないんじゃないでしょうか。
消費税を20%まで上げても足りないんですから。
( 和 田 )
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