後藤和智(著者) のコメント

著者 後藤和智
(著者)

訂正。先のコメントですが、「回帰分析はそれぞれの因子を基本的に独立と見なしますから水準をそろえる必要はあまりないと考えております」というのは少し間違った説明でした(分散分析も因子を独立と見なして計算することもあるので)。訂正いたします。そもそも回帰分析と分散分析では根本的に説明変数(因子)の考え方が異なるので分散分析の考えに基づく批判を回帰分析に行うことは不可能です。

分散分析における因子とは基本的に質的変量であり、質的変量の影響を見るのであれば各因子間で観測数をそろえる必要があります。その点では、この記事の分析を「分散分析と見なす」のであれば、標準化する意味がわからない、そもそもこのデータは釣り合いが取れていないから「分散分析を」するなという批判は全て当てはまります。そしてここで取り扱っているデータでは「分散分析は」できないというのは百も承知です。しかし回帰分析は行えるデータです。

しかし私は「そもそもこの記事で行っているのは分散分析ではなく回帰分析である」ということを完全に見落としてはいないでしょうか。分散分析と回帰分析は、対応しているところはあっても分析の手法はかなり異なりますから。

No.21 130ヶ月前

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後藤和智の若者論と統計学っぽいチャンネル

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