後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ
第40回:【政策】PISA2012年調査を読む
さて、今回は、3年に1度、世界的に行われる教育調査である「OECD生徒の学習到達度調査」(PISA)の、2012年調査結果が発表されたので、それについて見ていくこととします。本稿は、国立教育政策研究所によってとりまとめられた『生きるための知識と技能5――OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2012年調査国際結果報告書』(明石書店、2013年)をベースに紹介していきます。参加国と地域は次の通りです。
OECD加盟国:オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チリ、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、ルクセンブルグ、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、韓国、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、イギリス、アメリカ
OECD非加盟国・地域:アルバニア、アルゼンチン、ブラジル、ブルガリア、香港、マカオ、上海、台湾、コロンビア、コスタリカ、クロアチア、キプロス、インドネシア、ヨルダン、カザフスタン、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、マレーシア、モンテネグロ、ペルー、カタール、ルーマニア、ロシア、セルビア、シンガポール、タイ、チュニジア、アラブ首長国連邦、ウルグアイ、ベトナム
まず、我が国の点数及び順位は下記の通りです。読解力:538点、4位。数学的リテラシー:536点、7位。科学的リテラシー:547点、4位。全体として上昇傾向にありました。これを捉えて「脱ゆとり教育の成果」とかなんとか言われてますけど、そもそも「脱ゆとり教育」とやらが行われて、こんなに短期間に結果が出るものなのでしょうか。そもそもこの試験の受験者(2012年現在の高校1年生)は、中学校の前半までは、マスコミとかが問題視したい「ゆとり教育」を完全に受けてきた人たちですからね。そんな単純すぎる議論はここでは放っておきましょうね。
また、PISA2012では、重点的に調査する項目として数学的リテラシーが挙げられました。PISA2000・2009で読解力、2003・2012で数学的リテラシー、そして2006・2015で科学的リテラシーを重点的に調査するというローテーションになっており、今回は数学的リテラシー、ということです。数学的リテラシーの問題では、全85問に対して、「プロセス」(定式化/適用/解釈)、「内容」(変化と関係/空間と形/量/不確実性とデータ)、「状況」(私的/職業的/社会的/科学的)の3つの属性のうち1つを与えています。「プロセス」で見ると、我が国の受験者は「定式化」の平均は日本の数学的リテラシー全体の平均に比べて大幅に高い(+18)ですが、「適用」「解釈」はやや低くなっています(それぞれ-6、-5)。内容では、「空間と形」が全体の平均より大幅に高く(+21)、「量」が大幅に低くなっています(-18)。
また、数学的リテラシーのレベル別の割合について、レベル1以下とレベル5以上の割合を、それぞれ数学的リテラシーが重点項目であったPISA2003と比べると、レベル1以下の割合は3.3ポイント低下、レベル5以上の割合は0.5ポイント上昇しましたが、いずれも有意な差ではありません。なお、レベル1以下が有意に増大、レベル5以上が有意に減少というのが同時に起こった国としては、オーストラリア、カナダ、フィンランド、ニュージーランドが挙げられます。逆にレベル1以下が有意に減少しレベル5以上が有意に増加したのはイタリアです。
次に、PISA2012において個人的に気になったこと2件を、ここでは紹介していこうと思います。一つ目は、フィンランドの点数の著しい低下です。例えば読解力においては、PISA2000・2003で1位(546点・543点)、2006で2位(547点)、2009で3位(536点)と、極めて高い位置を保っていたのですが、2012では6位・524点と順位・点数共に急落し、日本と韓国に抜かれています(参加国は2009と量的に変化なし)。数学的リテラシーに至っては特に落ちており、PISA2003では544点・2位だったのが、2012では519点・12位に急落、2003の参加国からの比較で見ても、韓国、オランダ、リヒテンシュタイン、日本、スイスに抜かれているのです。PISA2012でのフィンランドの点数は、3科目全てにおいて、それまで上回っていた日本(と韓国)を下回りました。
フィンランドといったら、2000年代半ば頃においてはPISAで極めて高い成績を誇り、そのため我が国をはじめ多くの国が、フィンランドの教育に学べ、という意味で「フィンランド詣で」をしたと言われています。我が国でも福田誠治『競争やめたら学力世界一』(朝日選書、2005年)など、いくつかの書籍が出版されました。しかしここに来ての急落は一体何を意味するのか、かつてドイツで起こった「PISAショック」がフィンランドでも起こるのか、注視する必要があるかもしれません。ちなみにPISAに先立って行われたPIAAC(OECD国際成人力調査)では、フィンランドはいずれの科目でも、やはり高い数値を出していましたが…。
参考:ブロマガ第34回「国際成人力調査をどう読むか」
http://ch.nicovideo.jp/kazugoto/blomaga/ar383516
二つ目は、「デジタル読解力」「デジタル数学的リテラシー」の調査が始まったことです。PISA最終回となるPISA2015は完全にコンピュータに移行する予定のようですが(報告書p.5)、それに先立って(?)、コンピュータを使った先の2科目の調査が行われました(参加国はOECD加盟23国と非加盟国のブラジル・台湾・コロンビア・香港・マカオ・ロシア・上海・シンガポール・アラブ首長国連邦)。デジタル数学的リテラシーの日本の点数は539点であり、ペーパーテスト(536点)とほとんど変化がありませんでした。デジタル読解力は545点であり、こちらはペーパーテスト(538点)との違いが若干見られています。ちなみに興味深いのが上海で、どちらもペーパーテストに比べてデジタル調査のほうが圧倒的に低くなっている(それぞれ-51点、-39点)のです。
PISA全体の思想や理念については、私が「コミックマーケット82」で出した同人誌『現代学力調査概論』に譲りますが、PISAの報告書を読むと、いろいろ興味深いものが見られます。是非とも報告書を読んでみてはいかがでしょうか。
『現代学力調査概論――平成日本若者論史3』Kindle版 http://www.amazon.co.jp/dp/B00CQBNGWA/
参考として、TIMSS(Trends in International Mathematics and Science Study、IEA国際数学・理科教育動向調査)2011年調査の紹介も。
「第5回:【政策】TIMSS2011調査結果を読む」http://ch.nicovideo.jp/kazugoto/blomaga/ar23076
【今後の掲載予定:定期コンテンツ(原則として毎月5,15,25日更新予定)】
第41回:【思潮/科学・統計】2014年成人の日社説分析速報(2014年1月25日配信予定:「こみっく☆トレジャー23」のサークルペーパーとして配信します。)
第42回:【思潮】「若者の右傾化」はなぜ問題視されるようになったのか(2014年2月5日配信予定:「海ゆかば2」「コミティア107」のサークルペーパーとして配信します。)
第43回:未定(2014年2月15日配信予定)
【近況】
・「コミックマーケット85」新刊の『統計同人誌をつくろう!――調べて、分析して、書きたい人のために』『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム――市民のための統計学Special2』が、メロンブックス・とらのあな・COMIC ZINにて委託販売中です。詳細は各同人誌の情報ページをご覧ください。
『統計同人誌をつくろう!』情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717450615.html
『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム』情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717449750.html
・「海ゆかば2」新刊の『提督のための統計学――艦隊決戦統計解析論序説』の予約がメロンブックスにて開始されました。表紙イラストはサークル「清次郎出版」の清次郎氏です。
予約ページ:http://shop.melonbooks.co.jp/shop/detail/212001070288
・「こみっく☆トレジャー23」にサークル参加予定です。
開催日:2014年1月19日(日)
開催場所:インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区)
アクセス:大阪市交通局南港ポートタウン線「中ふ頭」駅より徒歩3分程度
スペース:5号館「ケ」ブロック14a
・「海ゆかば2」(艦隊これくしょんオンリーイベント)にサークル参加予定です。
開催日:2014年1月26日(日)
開催場所:大田区産業プラザPiO(東京都大田区)
アクセス:京急本線・空港線「京急蒲田」駅より徒歩3分程度
スペース:「う」ブロック37
・「コミティア107」にサークル参加予定です。
開催日:2014年2月2日(日)
開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区)
アクセス:ゆりかもめ「国際展示場正門」駅より徒歩すぐ、東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩3分程度
スペース:「S」ブロック26b
備考:二次創作関係作品を頒布しません。また、商業新刊『「あいつらは自分たちとは違う」という病――不毛な「世代論」からの脱却』(日本図書センター)を頒布予定です。
・「東方紅楼夢9.5 遠野物語」にサークル参加予定です。
開催日:2014年3月2日(日)
開催場所:あえりあ遠野(岩手県遠野市)
アクセス:JR釜石線「遠野」駅から徒歩10分程度/釜石自動車道「宮守」インターチェンジから車で30分程度
スペース:未定
※JR釜石線「遠野」駅は、東北新幹線「新花巻」駅から快速列車で40分程度、普通列車で1時間程度。
・「幻想郷フォーラム2014」(東方Project情報・評論系オンリーイベント)にサークル参加予定です。
開催日:2014年3月30日(日)
開催場所:名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)(愛知県名古屋市港区)
アクセス:名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「金城ふ頭」駅より徒歩5分程度/伊勢湾岸自動車道「名港中央」インターチェンジより車で5分程度
スペース:未定
・日本図書センターより5年ぶりの商業新刊『「あいつらは自分たちとは違う」という病――不毛な「世代論」からの脱却』が刊行されました。内容としては戦後の若者論の歴史をたどるものとなります。
Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/4284503421/
楽天ブックス:http://books.rakuten.co.jp/rb/12468953/
(2014年1月15日)
奥付
後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ・第40回:【政策】PISA2012年調査結果を読む
著者:後藤 和智(Goto, Kazutomo)
発行者:後藤和智事務所OffLine
発行日:2014(平成26)年1月15日
連絡先:kgoto1984@nifty.com
チャンネルURL:http://ch.nicovideo.jp/channel/kazugoto
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第40回:【政策】PISA2012年調査を読む
さて、今回は、3年に1度、世界的に行われる教育調査である「OECD生徒の学習到達度調査」(PISA)の、2012年調査結果が発表されたので、それについて見ていくこととします。本稿は、国立教育政策研究所によってとりまとめられた『生きるための知識と技能5――OECD生徒の学習到達度調査(PISA)2012年調査国際結果報告書』(明石書店、2013年)をベースに紹介していきます。参加国と地域は次の通りです。
OECD加盟国:オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チリ、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、ルクセンブルグ、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、韓国、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、イギリス、アメリカ
OECD非加盟国・地域:アルバニア、アルゼンチン、ブラジル、ブルガリア、香港、マカオ、上海、台湾、コロンビア、コスタリカ、クロアチア、キプロス、インドネシア、ヨルダン、カザフスタン、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、マレーシア、モンテネグロ、ペルー、カタール、ルーマニア、ロシア、セルビア、シンガポール、タイ、チュニジア、アラブ首長国連邦、ウルグアイ、ベトナム
まず、我が国の点数及び順位は下記の通りです。読解力:538点、4位。数学的リテラシー:536点、7位。科学的リテラシー:547点、4位。全体として上昇傾向にありました。これを捉えて「脱ゆとり教育の成果」とかなんとか言われてますけど、そもそも「脱ゆとり教育」とやらが行われて、こんなに短期間に結果が出るものなのでしょうか。そもそもこの試験の受験者(2012年現在の高校1年生)は、中学校の前半までは、マスコミとかが問題視したい「ゆとり教育」を完全に受けてきた人たちですからね。そんな単純すぎる議論はここでは放っておきましょうね。
また、PISA2012では、重点的に調査する項目として数学的リテラシーが挙げられました。PISA2000・2009で読解力、2003・2012で数学的リテラシー、そして2006・2015で科学的リテラシーを重点的に調査するというローテーションになっており、今回は数学的リテラシー、ということです。数学的リテラシーの問題では、全85問に対して、「プロセス」(定式化/適用/解釈)、「内容」(変化と関係/空間と形/量/不確実性とデータ)、「状況」(私的/職業的/社会的/科学的)の3つの属性のうち1つを与えています。「プロセス」で見ると、我が国の受験者は「定式化」の平均は日本の数学的リテラシー全体の平均に比べて大幅に高い(+18)ですが、「適用」「解釈」はやや低くなっています(それぞれ-6、-5)。内容では、「空間と形」が全体の平均より大幅に高く(+21)、「量」が大幅に低くなっています(-18)。
また、数学的リテラシーのレベル別の割合について、レベル1以下とレベル5以上の割合を、それぞれ数学的リテラシーが重点項目であったPISA2003と比べると、レベル1以下の割合は3.3ポイント低下、レベル5以上の割合は0.5ポイント上昇しましたが、いずれも有意な差ではありません。なお、レベル1以下が有意に増大、レベル5以上が有意に減少というのが同時に起こった国としては、オーストラリア、カナダ、フィンランド、ニュージーランドが挙げられます。逆にレベル1以下が有意に減少しレベル5以上が有意に増加したのはイタリアです。
次に、PISA2012において個人的に気になったこと2件を、ここでは紹介していこうと思います。一つ目は、フィンランドの点数の著しい低下です。例えば読解力においては、PISA2000・2003で1位(546点・543点)、2006で2位(547点)、2009で3位(536点)と、極めて高い位置を保っていたのですが、2012では6位・524点と順位・点数共に急落し、日本と韓国に抜かれています(参加国は2009と量的に変化なし)。数学的リテラシーに至っては特に落ちており、PISA2003では544点・2位だったのが、2012では519点・12位に急落、2003の参加国からの比較で見ても、韓国、オランダ、リヒテンシュタイン、日本、スイスに抜かれているのです。PISA2012でのフィンランドの点数は、3科目全てにおいて、それまで上回っていた日本(と韓国)を下回りました。
フィンランドといったら、2000年代半ば頃においてはPISAで極めて高い成績を誇り、そのため我が国をはじめ多くの国が、フィンランドの教育に学べ、という意味で「フィンランド詣で」をしたと言われています。我が国でも福田誠治『競争やめたら学力世界一』(朝日選書、2005年)など、いくつかの書籍が出版されました。しかしここに来ての急落は一体何を意味するのか、かつてドイツで起こった「PISAショック」がフィンランドでも起こるのか、注視する必要があるかもしれません。ちなみにPISAに先立って行われたPIAAC(OECD国際成人力調査)では、フィンランドはいずれの科目でも、やはり高い数値を出していましたが…。
参考:ブロマガ第34回「国際成人力調査をどう読むか」
http://ch.nicovideo.jp/kazugoto/blomaga/ar383516
二つ目は、「デジタル読解力」「デジタル数学的リテラシー」の調査が始まったことです。PISA最終回となるPISA2015は完全にコンピュータに移行する予定のようですが(報告書p.5)、それに先立って(?)、コンピュータを使った先の2科目の調査が行われました(参加国はOECD加盟23国と非加盟国のブラジル・台湾・コロンビア・香港・マカオ・ロシア・上海・シンガポール・アラブ首長国連邦)。デジタル数学的リテラシーの日本の点数は539点であり、ペーパーテスト(536点)とほとんど変化がありませんでした。デジタル読解力は545点であり、こちらはペーパーテスト(538点)との違いが若干見られています。ちなみに興味深いのが上海で、どちらもペーパーテストに比べてデジタル調査のほうが圧倒的に低くなっている(それぞれ-51点、-39点)のです。
PISA全体の思想や理念については、私が「コミックマーケット82」で出した同人誌『現代学力調査概論』に譲りますが、PISAの報告書を読むと、いろいろ興味深いものが見られます。是非とも報告書を読んでみてはいかがでしょうか。
『現代学力調査概論――平成日本若者論史3』Kindle版 http://www.amazon.co.jp/dp/B00CQBNGWA/
参考として、TIMSS(Trends in International Mathematics and Science Study、IEA国際数学・理科教育動向調査)2011年調査の紹介も。
「第5回:【政策】TIMSS2011調査結果を読む」http://ch.nicovideo.jp/kazugoto/blomaga/ar23076
【今後の掲載予定:定期コンテンツ(原則として毎月5,15,25日更新予定)】
第41回:【思潮/科学・統計】2014年成人の日社説分析速報(2014年1月25日配信予定:「こみっく☆トレジャー23」のサークルペーパーとして配信します。)
第42回:【思潮】「若者の右傾化」はなぜ問題視されるようになったのか(2014年2月5日配信予定:「海ゆかば2」「コミティア107」のサークルペーパーとして配信します。)
第43回:未定(2014年2月15日配信予定)
【近況】
・「コミックマーケット85」新刊の『統計同人誌をつくろう!――調べて、分析して、書きたい人のために』『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム――市民のための統計学Special2』が、メロンブックス・とらのあな・COMIC ZINにて委託販売中です。詳細は各同人誌の情報ページをご覧ください。
『統計同人誌をつくろう!』情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717450615.html
『改訂増補版 紅魔館の統計学なティータイム』情報ページ:http://ameblo.jp/kazutomogoto/entry-11717449750.html
・「海ゆかば2」新刊の『提督のための統計学――艦隊決戦統計解析論序説』の予約がメロンブックスにて開始されました。表紙イラストはサークル「清次郎出版」の清次郎氏です。
予約ページ:http://shop.melonbooks.co.jp/shop/detail/212001070288
・「こみっく☆トレジャー23」にサークル参加予定です。
開催日:2014年1月19日(日)
開催場所:インテックス大阪(大阪府大阪市住之江区)
アクセス:大阪市交通局南港ポートタウン線「中ふ頭」駅より徒歩3分程度
スペース:5号館「ケ」ブロック14a
・「海ゆかば2」(艦隊これくしょんオンリーイベント)にサークル参加予定です。
開催日:2014年1月26日(日)
開催場所:大田区産業プラザPiO(東京都大田区)
アクセス:京急本線・空港線「京急蒲田」駅より徒歩3分程度
スペース:「う」ブロック37
・「コミティア107」にサークル参加予定です。
開催日:2014年2月2日(日)
開催場所:東京ビッグサイト(東京都江東区)
アクセス:ゆりかもめ「国際展示場正門」駅より徒歩すぐ、東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅より徒歩3分程度
スペース:「S」ブロック26b
備考:二次創作関係作品を頒布しません。また、商業新刊『「あいつらは自分たちとは違う」という病――不毛な「世代論」からの脱却』(日本図書センター)を頒布予定です。
・「東方紅楼夢9.5 遠野物語」にサークル参加予定です。
開催日:2014年3月2日(日)
開催場所:あえりあ遠野(岩手県遠野市)
アクセス:JR釜石線「遠野」駅から徒歩10分程度/釜石自動車道「宮守」インターチェンジから車で30分程度
スペース:未定
※JR釜石線「遠野」駅は、東北新幹線「新花巻」駅から快速列車で40分程度、普通列車で1時間程度。
・「幻想郷フォーラム2014」(東方Project情報・評論系オンリーイベント)にサークル参加予定です。
開催日:2014年3月30日(日)
開催場所:名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)(愛知県名古屋市港区)
アクセス:名古屋臨海高速鉄道あおなみ線「金城ふ頭」駅より徒歩5分程度/伊勢湾岸自動車道「名港中央」インターチェンジより車で5分程度
スペース:未定
・日本図書センターより5年ぶりの商業新刊『「あいつらは自分たちとは違う」という病――不毛な「世代論」からの脱却』が刊行されました。内容としては戦後の若者論の歴史をたどるものとなります。
Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/4284503421/
楽天ブックス:http://books.rakuten.co.jp/rb/12468953/
(2014年1月15日)
奥付
後藤和智の若者論と統計学っぽいブロマガ・第40回:【政策】PISA2012年調査結果を読む
著者:後藤 和智(Goto, Kazutomo)
発行者:後藤和智事務所OffLine
発行日:2014(平成26)年1月15日
連絡先:kgoto1984@nifty.com
チャンネルURL:http://ch.nicovideo.jp/channel/kazugoto
著者ウェブサイト:http://www45.atwiki.jp/kazugoto/
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個人:http://www.facebook.com/kazutomo.goto.5
サークル:http://www.facebook.com/kazugotooffice
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