最近の神谷氏が街頭演説で繰り返し発信する以下の内容、

｢今の参政党に文句あるなら辞めてくれ！！自分達で政党作れ！！｣

これがいかに民主主義に反した主張で不当であるか､その理由が以下。

◆参政党が国政政党になれた参院選比例得票数が｢177万票」

その内訳は、参政党と書いた｢政党名票が137万票」
ゴレンジャーいずれかの名前を書いた｢個人名票が40万票」

個人名票の内訳が以下。(端数消去)
【1位】神谷宗幣　15万9000票
【2位】武田邦彦　12万8000票
【3位】松田学　　 7万3000票
【4位】吉野敏明　 2万5000票
【5位】赤尾由美　 1万1000票

政党名票137万票を上記個人名票の得票割合で配分したのが以下。

【1位】神谷宗幣　70万8000票
【2位】武田邦彦　57万0000票
【3位】松田学　　32万7000票
【4位】吉野敏明　11万3000票
【5位】赤尾由美　 5万0000票

政党名票がなく個人名投票が必須なら､
さんまさん｢ほんまでっかTV｣というゴールデン帯に何年もレギュラー出演された武田先生の知名度が圧倒するだろうという個人感想ですが､主観を振りかざしたところでなので､単純計算で上記となりました。

■神谷宗幣　　　70万8000票
□4レンジャー　106万0000票

【結論】神谷氏一人の存在票ではなく4レンジャーたちの存在票によって｢国政政党｣になれた。

◆国政政党になれた事で爆誕したものが以下。

【1】国会議員の歳費(＝給与)等
月額129万4000円
文書通信交通滞在費100万円/月
ボーナス年2回計629万円
---------------------------------　
3381万8000円/年×6年＝2億290万8000円

【2】政党交付金
年間1億8400万円×6年＝11億400万円

①+②＝計【13億690万8000円】の政治活動資金が爆誕した。


【豆知識】政党交付金は得票数､得票率によって増額される。
詰まり単純計算､毎年支給される政党交付金の1億円以上(トータル6億円以上)は
4レンジャー票で獲得できた資金という事になる。
及び､｢武田先生に1000万払った｣と悪印象で流布したが､毎年5000万円以上の交付金が
武田先生票で獲得できているその恩義はいずこ？と､当然｢人として｣言いたくなる。

【感想】｢参政党は僕が作ったんだ！嫌なら出て行け！文句あるなら自分で政党作れ！｣は
手柄泥棒からの国政政党泥棒という見方も一理。
得票数の圧倒的過半数以上が4レンジャー票なのだから､
民主主義の大原則を無視した思考言動所業がまさに今の参政党の姿形そのものだと考える。

※因みに上記は､飽く迄一つの切り口からの見方であり､
0か100かの絶対思考で書いてる訳ではないので､予めご承知のほどお願いします｡