1994年 国際サイクルロードレース
写真は雨の東京大会のものですが、フランスのクリストフ・マンジェン選手が連覇。富士大会でもクリストフ・マンジェン選手が優勝しています。
ちなみに、富士大会は現在のTOJの富士山ステージとは違い、富士スピードウェイで行われたそうです。
方式が変わって初の総合成績は、安藤康洋選手が優勝、スイスのディディー・ルュッグ選手が2位、3位は市川雅敏選手でした。
本格的なステージレース方式になったこの年に総合優勝を飾ったのは日本期待の若手、安藤康洋選手でしたね。そして、1990年前後に日本ロードレース界にとっての様々な扉をこじ開けていったレジェンド、市川雅敏選手が総合3位に。市川雅敏選手は1990年に日本人としてはじめてジロ・デ・イタリアに出場し、終盤まで総合35位付近に留まる素晴らしい走りをみせた偉大な選手。実質的には前年の1993年に欧州での活動にピリオドを打っており、この年はこれまでの“貯金”で総合3位に食い込んだわけでさすが実力者といった感じです。
今年でツアー・オブ・ジャパンは第20回大会を迎えます。
国内でも有数の歴史を誇る、TOJをみなさんに楽しんでいただければと思い、写真と共に振り返ります。
コメント
コメントを書く