時として「消去法」は良くない結果を生む事があります
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こんにちは、倫獄です。

最近、日本でもアメリカでも大きな選挙がありましたね。
悪魔には選挙権がないのであまり関係ないのですが、有権者の皆さんは権利行使をされましたか?

選挙も含め、日常のさまざまな選択において、正解が一つに定まらない場合も多くあります。

選択肢に絶対的な「正解」がない場合、消去法は果たして適切な判断方法でしょうか?

今回は「どうぶつ王国で選挙が行われたら」という例え話を通して、消去法に潜む論理的な誤りや危険性を探ってみましょう。

◆◇◆消去法の考え方とその合理性◆◇◆



一般に消去法とは、複数の選択肢から自分が「望ましくない」と感じる選択肢を順次排除し、最も「ましな」選択肢を残す方法です。
これにより、人は無数の選択肢に悩まず、効率よく意思決定ができると考えられています。

消去法は、「選択肢の中に必ず一つの正解がある」場合には非常に有効です。

なぜなら、この方法では明確に不正解と判断できる選択肢を順に除外していくことで、最終的に正解のみが残るようにできるからです。

シャーロック・ホームズの有名なセリフにもこんなものがあります。

When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth.

「不可能なものをすべて排除したならば、残されたものがどんなにありえなく思えても、それが真実に違いない。」
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