極めて凶悪な仕様だった「ポケベル爆弾」の話:Joker
想像よりずっと悪意に満ちたトラップじゃった……
どうも。Jokerです。
今回は一ヶ月ほど前にレバノンで起きた、イスラエルがヒズボラの構成員を目標にし、民間人まで巻き込んだ「ポケベル爆弾」の話をしようと思います。
ポケベルこと「ポケットベル」は、日本では90年代にブームになった、電話網などを使い、電波で小型の受信機に数桁の数字を送信できるというものでした。
スマホが当たり前の世代にはピンと来ないかもしれませんね。
当時はスマホどころか携帯電話すら一般的ではなく、電話といえば固定電話の時代。
ほんの数桁の数字しかやりとりできないとはいえ、
緊急の呼び出しができ、連絡して欲しい電話番号を表示させられる
のは大きな意味があったのです。
のちに語呂合わせの数字「14106(あいしてる)」とか、そうやってメッセージの送り合いとかも増えて、中には高度に複雑化されたやりとりもあったそうですが……(笑)
しかし、携帯電話が流通するようになって以来、衰退していったものです。
ではどうして、レバノンで「ポケベル爆弾」が炸裂する事態となったのでしょうか。
私はジャーナリストではないので、本件の道義的な問題とか、イスラエルとヒズボラの紛争について云々ではなく、
「ポケベル爆弾」の仕組みを中心に見ていこうと思います。
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コメント
コメントを書く(ID:128245867)
かこつです。小規模な爆発でも手と目といった、動いたりするのに必要な箇所に的確にダメージがいく仕組みはすごいし、怖いなと思いました。
(ID:119845294)
かこつです。
悪意のひどさに引きました…これが戦争ということなんでしょうね…。
ポケベル爆破のやり口で地雷のやり口(死亡させなくても酷い怪我を負わせれば戦力減らせる)を思い出しました。
何にせよ怖すぎる…。
(ID:14438378)
大戦時の地雷なんかもそうでしたが、相手の国力を削ぐにはいかに負傷者を増やすか、なんですねぇ。