【紅麹サプリ問題】プベルル酸って結局なんだったの?:くられ
例の紅麹サプリ問題の話をしましょう
はいコンニチワ。ニコニコが復活したのでアリエナイ理科ポータルから秘密基地に戻ってきたくられ先生です。
この記事はニコニコがサービス停止していた時にアリエナイ理科ポータルで先行公開していたブロマガの再掲記事になります。
今後もそういう記事がちょこちょこ出てくると思いますが、そういうものだと思って読んでください。
さておき、今回は件のサプリメントの話で、報道は一端落ち着いたプベルル酸問題です。
小林製薬の紅麹を使用したサプリメントに「未知の成分」が含まれていたことで健康被害が続出して調査が開始されました。その後、厚生労働省、国立医薬品食品衛生研究所なども毒性の調査を行い、
プベルル酸が毒性の原因であったことが確認された
というのが現在の流れです。
当初は紅麹菌の中には「シトリニン」という腎臓毒性のある成分を作るモノが知られていたので、こちらが原因かと思われていました。
しかし調査の結果わかったのは「プベルル酸」が原因だったということで、これはなんらかの形で青カビの仲間(ペニシリウムの仲間)が生産する抗菌成分の1つ。
人間にも強い毒性を持つため抗生剤としては使えず、またマラリア原虫に効果があるため、マラリアの治療薬として研究もされていた成分です。
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コメント
コメントを書く(ID:128245867)
かこつです。プベルル酸ってそんな未知な存在なんですね…。毒性がまったく見えないのってなんか怖く感じました。
(ID:1034577)
かこつです。
そんなに壮大な話になっているとは思いもしませんでした、そこまで未知の物質だったとは。
死者まででているのでこういう言い方はよくないかもしれませんが、少しロマンがありますね。
(ID:122420690)
かこつです。
ニュースでよく報道されていたものの、あまり内容を把握していなかったのでこの記事を見て驚きました。
こんなことが起こってたんだ......