亜留間次郎の「公平世界」の話:不公平な現実を受け入れよう
現実世界は不公平だけどフィクションの世界は公平です
どうも、薬理凶室のケダモノ、亜留間次郎です。
人間は、代価を払えば同等の何かが得られると信じています。
それが現実からかけ離れていても、です。
公平な世界は人間が心の底から望んでいる物だから実在しなくても信じられます。
そして、フィクションは人間が望んでいる架空の世界を見せてくれることで代価を得ています。
つまり、現実がどうなっていようと、フィクションの世界は公平で無ければなりません。
そうじゃないと読者から嫌われて売れなくなるからです。
払った対価に見合う報酬の原則は、フィクションのあらゆるジャンルに存在しています。
スポーツ漫画やバトル漫画で、過酷な特訓の果てに必殺技を手に入れて敵を倒すのも「過酷な特訓という代価」によって強い力が手に入る公平な世界だからです。
公平なフィクションの世界では上限無く鍛えただけ強くなります。
だから、バトル漫画は強さのインフレが止まらなくなるのですが、現実にはそうはなりません。
以下会員限定
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
コメント
コメントを書く(ID:17243712)
そもそものお話まず容姿の良い悪いで、生まれてすぐに既に不公平が乗じているので、
それを受け入れて、容姿の悪いのを何で誤魔化すかと、考えて生きてれば、
まぁなんとかなるやろ?とは思いますね。
人は平等ではないと、あるアニメで若本御大がいうてましたしね。
(ID:54855640)
ご正論ですね…。
ついつい人生に公平性を願ってしまいがちですが、そうでない現実を直視しないと、適切な判断ができないですからね。肝に銘じておきたいメルマガです
(ID:370310)
呪術廻戦序盤は呪術や呪霊はさておき人間社会範囲の因果応報のバランスが悪いので読むのにめちゃくちゃストレスを感じますが、不公平な世界であることの説明がされるのでまぁギリギリ…ギリギリですね…。と読みながらこの記事思い出したから再読に来ました。