モノ作りに必須の「機械検査作業」〜0.001mmの世界〜:Liar K
0.001mm単位で精密測定をしましょう!
こんにちは。工作怪人のLiar Kです。
前回から引き続き、モノ作りに必須の「機械検査作業」シリーズとして、測定器についての記事をお届けします。
今回のお題は「外径・内径の精密測定」です。
はい、前回ご紹介したノギスでももちろん測れる訳ですが、デジタルノギスを使ってもその精度は0.01mm単位。
更に精密な、μm(マイクロメートル)、つまり0.001mm単位で測れる測定器について、今回はご紹介していきましょう。
マイクロメーターは、ノギスよりも精密な測定が可能な測定器です。
アナログのものであれば0.01mm、デジタルであれば文字通り0.001mm、つまりμmのオーダーでの測定ができます。
ノギスのように1つで4役もこなせるという事はなく、用途によって様々な形状が存在します。
基本は外側マイクロメーターと呼ばれるもので、外径の測定のみ可能。
0~25mm、25~50mmと言うように25mm刻みでサイズが分かれています。
誤家庭なら0~25mm、25~50mmのサイズの外側マイクロメーターがあれば十分でしょう。
また、エグゾーストキャノンやディーゼリングブラスターなどOリングを使った機械を作るなら、
ブレードマイクロメーターもあると溝径が測れて便利です。
●ミツトヨ ブレードマイクロメータ
マイクロメーターの目盛りの読み方も特殊なので、その使い方について、基本的な事からご紹介していきます。
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コメント
コメントを書く(ID:5280596)
かこつです!
すごく難しそう…。と思いましたが、正確に測って作った部品が、他の部品とピタリと合うと、とても気持ちいいんだろうなあ、なんて思いました。普段は気にしていませんが、日常的に使っている様々な機器も、このような地道な測定を経て作られているんだな、と思うと、最初に数字という文字があって、そこから3次元の立体がいきなり立ち上がるような不思議な感覚を覚えました。これからもモノ作りの記事、楽しみにしています。