モノのコトワリと書いて「物理」、その学び方を更に追求します。
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こんにちはシラノです。
前編から引き続き、物理の勉強法について書いていこうと思います。

後編である今回は、前置きは終わったという感じで、より物理の勉強に特化した内容に……ああいえ、それでもわかりやすくご紹介するよう心掛けますから、出来れば最後までお付き合いください。

◆◇◆物理量は観測可能なものである◆◇◆



意外に意識されていないように思うのは、物理量というものは観測可能なものである、ということです。
当たり前といえば当たり前なんですが、物理では観測不可能なものについては考えません

「オッカムの剃刀」という考え方があります。これは「ある事柄を説明するためには、必要以上に多くを仮定するべきでない」とする指針なんですが、物理もそういう側面があります。

例えば「質点の状態はその位置と速度(運動量)だけで決まる」といった文言に、最初はどぎまぎするかもしれませんね。

なんとなく「もっとこう、なんかないの?」的な。

しかし「動く物体から観測できるもの」という点で考えると、確かに「位置」と「速度」くらいしかありません。

このように、物理量は「実験的に観測可能である」事を意識し「どういった方法で観測できるのか」を常に意識しておくと良い場合がしばしばあるのです。

◆◇◆数式(公式)だけで満足しない◆◇◆



「物理って数式が多くて分かりづらいんだよ~」とよく言われますよね。これはある側面では間違いで、ある側面では正しいです。

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