オンナのウラガワ ~名器大作戦~
第241回 どこか心残りの別れのウラガワ(1)
◆もくじ◆
・どこか心残りの別れのウラガワ(1)
・最近の志麻子さん
4/26(日)「オメ★コボシ49」開催予定
TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
「岩井志麻子のおんな欲」連載中
カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中
・著者プロフィール
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別れの季節、卒業式の月である三月。
何かをちょっと引きずってしまい、物悲しい気分になってしまうこともある日々。
そんな気分をテーマに、昔のようには付き合えなくなってしまった人たちとのエピソードをお届け。
SNSは、人とつながることも出来るけれど、いいことばかりでもなくて……。
大勢の人をいっぺんに呼ぶ形式の誕生会を昔はしていたけれど……。
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2014年11月~18年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
2019年1月「去年に縁があったあれこれのウラガワ」
2月「台湾で初めて会った人たちのウラガワ」
3月「胸に引っかかる人を思う春のウラガワ」
4月「こういう人いるよねという出会いのウラガワ」
5月「働くということについて考えたウラガワ」
6月「私なりのプロファイリングをしてみたウラガワ」
7月「芸事業界の人たちの願いごとのウラガワ」
8月「怖さひかえめな怖い話のウラガワ」
9月「まだ挽回できるかどうか気になるウラガワ」
10月「なぜか惹かれる未解決事件のウラガワ」
11月「今頃になってわかってきた出来事のウラガワ」
12月「とりあえず終えたかな、というウラガワ」
2020年1月「愛しい南国の怖い話のウラガワ」
2月「ひきつづき東南アジアの怖い話のウラガワ」
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2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ/ソウルの新愛人のウラガワ/風俗嬢の順位競争のウラガワ/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ/「大人の夏休みの日記」なウラガワ/その道のプロな男たちのウラガワ
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自分が学校を出たのはもうはるか昔の昭和のことだし、子ども達だって社会人になっている。でも、三月が来ると別れの季節、卒業式の月だと切なくなる。
翌月は新たな出会いと出発の多い四月だから、どこか希望に満ちた別れの月。でも、何かをちょっと引きずっている物悲しさがある。今月は、そんな気分をテーマにしてみる。
例によって全編、人物名はすべて仮名、あらゆるところに微妙な脚色を加えてある。
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ものすごく強固な思想や意志ではないが、親しい人と直接のやり取りができるLINE以外、SNSはやってない。もちろん、SNS自体もそれを好きな人も否定などしない。
身近にも、SNSがきっかけで結婚したり、素晴らしい友情を結べた人もいるし、人気や自信や生きる希望を得た、仕事に結びついた、本を出せた、なんて人もいる。
けれど、いいことばかりではない。友人知人には、ストーカーに遭った、ツイッター上の喧嘩で訴訟沙汰になった、身元を暴かれて会社に居づらくなった人などもいる。
あと有名人の場合、「作品は素晴らしいのに、本人があんな意地悪で偏見の塊だったなんてイメージダウン」「SNSをやってなければボロが出ず、立派な人として生涯を終えられたのにねぇ」となることも少なくない。
有名無名は関係なく、良くも悪くもリアルとネットで人格や性格が別人になる人、というのもかなりいる。車の運転をさせると別人になる人、ってのは昔からいたが。
さて、同世代で同業者の梨子さんは、リアルでもSNSでも理知的で陽気な人だけれど。あるとき話の流れで、かなり昔アイドルだった芸能人の名前をつぶやいた。
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