昨年12月半ばにFacebookが開発したとされる「プロモートページ」。この新しいFacebook広告掲載方法『プロモートページ』がどのように利用されるか、ソーシャルメディアコンサルタントのJon Loomer氏より発表されました(記事はこちら)。
今回の記事では、その発表記事を元にラボの読者さん向けに、Facebook広告における新機能「プロモートページ」で、どういった事が出来るかご紹介していきます。
1.管理者パネルから出稿が可能に。
Jon Loomer氏の環境では、管理者パネルから3つのタイプのプロモートページの出稿が可能になったとのことです。私の環境では表示されていません。
プロモートポストのように、わざわざ広告マネージャーに行かずとも出稿手続きが出来るようになって楽ですね。
2.料金設定に応じてファン獲得
広告を作成する際、広告の料金設定に応じて「いいね!」やファンの獲得数の設定が可能になります。
オプション表示から、いくつかの「いいね!」増加数と金額の見積もりが提示され、広告主は求める「いいね!」数により金額(/日)を設定できるようになります。
また、広告は「見出し」「宣伝文」「画像」から構成され、宣伝文はページの概要から引用されます。宣伝文は90文字以下で制限され、超える場合は自動的に省略されます。
3.3つのタイプの広告を出稿できる。
このプロモートページの機能を利用すると、3つの異なる広告を作成できます。
(1)パソコン画面のサイドバーに表示されるスタンダードなFacebook広告、(2)パソコンと携帯端末のニュースフィード上に表示されるPage Likeスポンサー記事、(3)携帯端末上に表示される新しいタイプのPage Likeの3つです。
以前はFacebookは携帯端末のニュースフィードには、以下の種類のFacebook広告しか表示させていませんでした(スポンサー記事、Page Post Ads(ページ投稿広告)、アプリケーションインストール広告)。
この新しい機能により、マーケットプレイス広告も携帯端末上に表示されるようになるようです。
※Facebookは、パソコン上に表示されるマーケットプレイス広告は昨年に試験を開始していましたが、携帯上に表示されるようには至っていませんでした。
留意点
今回ご紹介した「プロモートページ」機能は、あくまで経験が少ない初心者向けの機能です。広告マネージャーやパワーエディタでも出来る事を、機能を絞り、使いやすいように管理者パネルに表示させているだけなのです。とは言え管理者パネルに表示されるのは便利な事ですが。
ですので、利用される方は以下の点に留意いただき使って頂けたらと思います。
- 『page’s About(ページについて)』から引用されたごく基本的な情報しか広告に表示されない。
- ユーザーの出身地や興味などの詳細な情報をもとに投稿先のターゲットを絞ることはできない。
- 機能を手動で停止させない限り、一日の広告費に設定した予算が消費され続けるので注意が必要。
また、Facebookのヘルプセンターによれば、プロフィール写真が登録されているロケーションFacebookページがPromote Page機能を利用できると書かれています。まだ私のほうで実際に出現されるか確認出来ていませんが、新しい情報が入り次第、このブログがFacebookページでお知らせ致します。
以上、『Facebook広告にさらに新機能|広告費に応じて「いいね!」を増やす「プロモートページ」』でした。
※元記事 :http://gaiax-socialmedialab.jp/news/170
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