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アパレルブランドの上手なFacebookコミュニケーション例&8つの成功パターン

2013/02/25 08:03 投稿

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アパレルブランド/アパレルショップの上手なFacebook活用例を集めて、

【Marketing Story】アパレルブランド編」というFacebookページにまとめてみました。

アパレルブランドでFacebookを運営されている方を始め、
少しでもご参考になればと思い、公開してみました!!

ここでは、その中で、8つのコミュニケーションパターンを整理してご紹介します。

 

 

【目次】

  1.  コレクション写真をアルバムにまとめる
  2.  イメージ動画を発信する
  3.  スタッフスタイリング
  4.  新商品入荷情報
  5.  売れ筋ランキング発信
  6.  テーマごとに特集
  7.  セレブと結びつける
  8.  ブランドロゴを中心としたコミュニケーション

 

【1】 コレクション写真をアルバムにまとめる

 

コレクション写真を公開できるなら、
Facebookで活用しない手はありません。

上記は「SLY」さんの例ですが、アルバム投稿に対して約800の反応(ファン数は約2.6万人)があり、個々の写真についても20前後の「いいね!」がついています!

一度に全て発信するのは、ちょっともったいない気がするので、
シーズンを代表する主な写真いくつかを、まず個別に投稿して、
その後に残りの写真も含めて1つのアルバムにまとめるという形をとるのも良いと思います。
いずれにしても、次のシーズンのブランドのテーマ/ビジョンを華やかに打ち出して、その後の運用とも関連付けて盛り上げていきたいですね♪

また、アルバムの場合は、ニュースフィード上のコミュニケーションという意味合いだけではなく、初めてそのFacebookページに訪れた新規ユーザーが「どんなブランドなのだろう?」と興味を持ってくれた時に、参照しやすいというメリットもあります。
フロー型(流れていってしまう)の要素が強いFacebookですが、
整理してストックしておきたい情報は、アルバムにまとめると良いですね。

 

【2】 イメージ動画を発信する

 

こちらも「SLY」さんの投稿で、【1】のコレクション情報の動画バージョンです。

こちらは、1,000を超える反応があり、約100のシェアがあります。
ファン数約2.6万人に対して、反応率は、約3.8%と非常に高い水準です。

コメントを見ると、モデルさん人気も大きいようですが、
イメージがとても大事なアパレルブランドにおいて、
こうしたクオリティの高い動画を使えるのであれば、
是非積極的に活用していきたいですね!

 

【3】スタッフスタイリング

 

「よく買い物するお店で、店員さんがどんなスタイリングをしているのか」
「自分が買ったアイテムは、どんな着こなしの幅があるのか」
きっとファンなら気になるところだと思うので、
このように、スタッフのスタイリングとそのポイントをまとめた投稿は、
スタイル提案型のアパレルブランドなら、どこでも参考にできるコミュニケーションスタイルではないかと思います。

上記の「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」さんの
【先週の人気Staff Styling】というコーナーでは、
スタッフの顔が見えるリッチな写真と、3文程度の簡潔なスタイリング解説文という構成になっていて、それ以上の写真やコメントは、ブログへと誘導されている点も上手なポイントです。

例えば、体型や系統の異なる5人のスタッフを選抜して、
曜日ごとに担当を決めて、コーディネートをブログにUPしてもらい、
ブログ連動型で、Facebookでも発信・拡散していくという運用も考えられます。

月ごとにスタイリングのテーマ(「まだ寒い日のちょい春コーデ」など)を決めておけば、より提案型になって面白いかもしれません。
テーマごとに月末にアルバムにまとめて、ストックしておくのも良いと思います。

また、スタイリング紹介の中でスタイリングに使った個々のアイテム情報をきちんとリストアップしたり、ECサイトがある場合は誘導するなどして、「コンバージョンに繋げる」意識も大切です。

 

【4】新商品入荷情報

 

基本のコミュニケーションスタイルと言える、新作入荷情報。
フラットシューズなどを扱う「Mywarisa japan」さんでは、
新作入荷情報を中心に発信しているようですが、
上記の投稿では、約3,700いいね!、15コメント、12シェアと、
ファン数約66,500人に対して約5.6%と驚異的な反応率です!

 

以下の通り、コメントを見てみると、
「購買意欲が加速中の私には目の毒」など、Facebookコミュニケーションが購買意欲に繋がっていることが伺えます。

 

ブランドロイヤリティが高いほど、ファンがブランドのパートナーとなって、
その投稿/新作情報を好意的なコメントと共にどんどん広めてくれます。
だからこそ、お店に来てくれる方を中心にコミュニティをつくり、コミュニケーションをとり続けることがブランドにとって大きな力になります。

 

一方で、「そんなにコメントがつくと、返しきれなくなるのでは?」という懸念の声もよく聞きますが、「Mywarisa japan」さんでは、全てのコメントには返さず、質問を中心に回答しているようです。
またファン同士のコミュニケーションも生まれているので、ファンの質問にファンが回答するという好循環が起こることもあります。

 

【5】売れ筋ランキングの発信

 

「JILL by JILLSTUART」さんのページでは、
公式オンラインショップからのTOP5を隔週で紹介しています。
半年以上前から今でもずっと続いている企画のようです。

 

1つずつ投稿を分けて、カウントダウン形式で投稿していっても盛り上がりそうですし、
売れ筋No.1のアイテムをいかに着こなすか、
着こなしパターンを続けて投稿していっても良いかもしれません♪

 

【6】テーマごとに特集

 

「レオパード柄一点使い」のようなトレンドテーマや、
「1枚で主役コーデ♪ワンピース特集」のようなシーズナルな特集テーマを設けて、ブログやECサイト内特集ページに飛ばすというコミュニケーションパターンも見受けられます。

 

特集ページをつくる分だけ、ちょっと手間がかかりますが、
その時々の特に力を入れたいテーマで、展開すると良いと思いますし、
ブログ記事にまとめて蓄積しておくのも良いと思います。

 

その時、Facebook投稿の役割は、「興味を換気する」ことなので、

インパクトのある写真がとても大切ですね。

 

【7】セレブと結びつける

 

セレブの写真で興味を引きつけ、
「◯◯さんが着ているのは、☓☓です。」とコメントを添えて
ブランドイメージを高めるという、
ちょっと変わったコミュニケーションスタイルをとっているのは、
現在81万人のファンを抱える「Cloe クロエ」。
ちなみに上記投稿は、888いいね!、3シェアでした(反応率0.1%)。

 

【8】ブランドロゴを中心としたコミュニケーション

 

最後に、Facebookが日本に浸透し始める頃から、

アパレル成功事例としていち早く話題になっていた、
「satisfaction guaranteed」さん。

さすが、「いいね!」の連鎖を起こすのが、とっても上手です。

 

かわいらしい小動物や、

 

季節の盛り上がりを捉えた花火の写真、

 

バレンタインにチョコレートケーキの写真、

 

どれも「バイラルしやすいネタ」で、
そこに上手にブランドロゴを織り交ぜています。

また、「リッチな画像」と、ほんの一言の「短い文章」で構成され、
「画像中心のコミュニケーション」が実現されています。

バレンタインの投稿にいたっては、

約4万いいね!、1,500コメント、4,000シェアです。
ファン数も384万人と桁外れですが、それでもファン数に対する反応率約1.2%と驚異的なアクティブ度を保っています。

 

4,000人のユーザーがその友達にシェアすると、
1人あたり100人の友達が見た場合40万リーチ、50人としても20万リーチですね!!
1投稿あたりの発信力(リーチ力)が高まれば、その分だけ投稿コンテンツの作成にも労力をかけられます。

 

最後に

以上、アパレルブランドのコミュニケーション例をざっとまとめてみましたが、いかがでしたか?
もちろんブランドの規模やお店の形態等によっても異なるので、個別のご相談は、是非お気軽にお問い合わせ下さい。

 

また、この【Marketing Story】をもとに、
来月3/12(火)にイベント「マーケター同士で交流しながら学ぶMarketer Salon vol.3『ソーシャルメディア定着時代の”もっとつながりを深める” コミュニケーションとは?』 〜アパレル/化粧品/飲食など実店舗編〜」を開催する予定で、”つながりを深める”コミュニケーションのポイントや、店舗との連携を深めるO2O施策についてもお話し、皆さんでディスカッション/情報交換を行う機会も用意しておりますので、もっと掘り下げたい方は、是非こちらから、ご参加下さい。

 

今後もリアルタイムに、上手な投稿やキャンペーンなどを見つけたら、Facebookページ「【Marketing Story】アパレルブランド編」にシェアしていきたいと思いますので、皆さんもオススメの事例等ございましたら是非教えて下さい♪

 

株式会社アゲハ 木下優子)

 


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">by 木下 優子

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