石破 茂 です。

 核セキュリティサミットにおける米国を交えた初めての日韓首脳会談、北朝鮮のミサイル発射、ロシアによるクリミアの領土編入、みんなの党代表の不可思議な大金授受問題等々、今週も様々な事柄が報道された一週間でしたが、国会審議は平穏で、新年度予算案も何の波乱もなく異例の速さで成立し、六月半ばまでの残り会期と秋の臨時会を展望した今後の日程作成が与党内議論の焦点となるものと思われます。
 
 火曜日の総務会で、自民党内に総裁直属の「安全保障法制整備推進本部」の設置が正式に決まり、本部長に就くこととなりました。
 長年この問題に関わってきましたが、ようやくここまで来たかという感慨と、今これを仕上げることが出来なければ必ず後世に禍根を残すのであり、何としてもやり遂げたいとの思いが交錯しております。

 今から三十年近く前、私がまだ当選一・二回の頃、自民党国防部会と言えば旧軍経歴をお持ちの方も