石破 茂 です。

 鹿屋市での航空自衛隊機の事故はとても悲しく、いたましいものでした。殉職された航空自衛官諸官の祖国に対するこれまでのご功績に心から敬意を表し、御霊の安らかならんことを切に祈ります。
 自衛隊航空機の搭乗員には、華やかな一方で常に死と隣り合わせの一面があります。今回の事故機は入間基地の飛行点検隊に配備されている、U-125飛行点検機という一般にはあまりその存在を知られていない機体ですが、花形とされる戦闘機などを飛ばすだけではなく、多くの隊員たちが裏方として日夜懸命に働いています。杉山隆男氏の「兵士に聞け」「兵士を見よ」などの一連の「兵士シリーズ」は自衛隊や自衛官、そしてその家族の心情を理解するうえでの必読書であると思います。御一読をお勧めいたします。 

 この国会における予算委員会では、待機児童問題とともに奨学金の在り方が大きなテーマとなりました。
 奨学金のほとんどが給