長いけれど、書きます。不快に思われたら、すみません。皆さんにとって、何か参考になることがあれば幸いです。

一視聴者として、自分の心が二つに引き裂かれているのを感じる。
①ユーザチャンネル（有料化・お仕事化）を素直に応援したい。
②でも同時に、今まで積み重ねてきたもの（８人の大人達、本気で「遊ぶ」大人達）が、崩壊することの違和感を覚える。

大人達の実況は、結局のところ「タイチョーの気分」に依存してきた。
だから、いつか終わりが来る、あるいは何か変化が起こるだろうなって、ずっと予感してきた。
何が起こったとしても、受け容れようと、私は思ってきた。
その「変化」が、ユーザチャンネル開設から始まって、今回の件なんだなと実感する。

私はバカボンの頃から、大人達さんを見続けてきた。
その自分からしたら、今回の件に違和感を覚えるのは当然。
今まで数年間築き上げてきた「いい大人達」では、なくなるのだから。
８人がそれぞれ、戸惑いながらも、ゲーム合宿等を経て、徐々に実況に慣れてきて、（アンチも常にいたけれど）視聴者の反応に、楽しみを見出してきた。
多くのゲームをこなしながら、数々の名言が生まれてきた。
こういう長期間のゆったりとした、それでいて視聴者に対して影響力の強かった「流れ」が、急激に変化しているのを感じる。
この急激な変化を切実なものと感じないような、いい大人達のコアなファンがいるとは、私には到底思えない。

せめて有料動画は、今までの実況動画とは趣向の違う、新しいコンテンツだったらいいな、と私は思っていた。
でも、今回の反省会は有料（文面にその意思が明記されている）。このことは、タイチョーやオッサンの発言「今までやってきたことは基本的に変わらない」と矛盾する。
なぜなら、今まで続けてきた「ゲーム実況」を、（たとえ反省会であれ）部分的に有料化することを意味するのだから。
ゲーム実況を楽しむ視聴者にとって、有料会員はその反省会を見れるが、無料会員は見れない。
今までと異なるのは明らか。
要するに、視聴者は、有料会員にならなければ、今までと同じようには大人達さんの動画を楽しむことができない、ということ。

それでもなお、５人のユーザーチャンネルの挑戦を、素直に応援したい自分がいる。
挑戦することが、タイチョー達らしい選択だと、私は思うから。
そもそも、「もしチャンスがあったら一発チャレンジしたい」という気持ちが僅かでもなければ、動画をアップしようとは思わなかっただろうしね。
この欲求（強欲？）が、タイチョーらしいところだと思う。

でも、依然として、自分の心は引き裂かれたままだ。
どうしていいかわからないし、どうしようとも思えない。
だから、私は距離を置こうと思う。「お気に入り登録」を外して。
バカボンの頃から４年半見続けてきた一視聴者である自分にとって、「変化」にすぐ対処できないことは、真っ当な感覚だと私は思っている。

しばらく、影ながら見守りたいと思う。