タイトルにKILLが２つもあるのにだれも死なない熱血バトルもの、それが「キルラキル（KILL la KILL）」です。
実は「人体強化服を着た奴と闘い、その服を斬って裸にすれば無力化できる」という「着る・裸・斬る」なお話なのです。
「物語の大筋をそんなふうにバラしちゃって大丈夫なのか？」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
第１話の冒頭３分でわかることなのでぜーんぜんネタバレではないのです。
２４話あるうちの第１話の冒頭３分なので残りの２３話と２１分くらいについてバラさなければ問題ないのです。
「２４話もあるのかぁ、途中でダレたりしないかな？」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
３話に１回くらいのペースで「これ最終話でやる盛り上がりだろ！」っていうクライマックス回があるのです。
○ラゴン○ールなら３ヶ月とか半年とかかけて描きそうなエピソードをたったの３話で終わらせて、次の章に進むのです。
あっという間の全２４話です。
「ていうかユルいのが好みだっていうのになんでハイテンポな熱血バトルもの勧めてるの？」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
ユルいです。
主人公の親友およびその家族が全員すっとぼけた奴らであるおかげで、物語全体がずっとユルさをキープしているのです。
お話がシリアスな方向に進みそうになるたびに、親友一家がギャグアニメの方向に急ハンドルを切りながらアクセルを踏みこみ、横転しないのが不思議なハンドルさばきで見事にユルい方に戻してくれるのです。
とりあえず３話、最初の最終話的クライマックス回まで見てみてください。