語り処＿2021.06.26

小沢一郎語り処＿2021.06.26目次

1.ひとことオピニオン（あえて主権者に猛省を促す）
2.季節の話題（あっぱれ！大谷翔平選手）
3.ご質問を受けて（G7共同声明の評価と日本のとるべき外交）

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1. ひとことオピニオン
あえて主権者に猛省を促す

第２０４回国会（常会）は１月１８日に招集され、６月１６日に１５０日間の幕を閉じました。今国会の総括と言っても、大した中身のない国会で終わってしまったというのが偽らざる気持ちです。政権は安倍政権から菅政権に代わりましたが、権力の私物化と秘密主義的な隠蔽体質がさらに強くなっているのではないかと思います。

菅首相は国会での質問にほとんどまともに答えず、マスコミ取材にも自分の言葉でいっさいしゃべっていません。これは聞かれている内容についてよく分かっていないのも一因でしょうが、つまらないことをペラペラしゃべっていた安倍前首相と比べても、かなり閉鎖的な政権にな