結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2012年4月3日 Vol.001

結城クイズ

おくれたら困るけど、おくれないと困るものって、なあに?

はじめに

こんにちは。 結城浩の「コミュニケーションの心がけ」を始めます。 まずは、自己紹介から…

自己紹介

メルマガのサンプル版でも自己紹介をしましたけれど、 簡単に「結城浩」についてお話しします。

 ◆メルマガのサンプル版
 http://www.mag2.com/m/0001491850.html

私、結城浩は1963年生まれ。プログラムや本を書く仕事をしています。 1993年に最初の書籍『C言語プログラミングのエッセンス』を刊行してから、 プログラミングの本(C, Java, Perl)、暗号技術の本、数学読み物など、 継続的に書籍を刊行しています。 ありがたいことに、多くの読者さんから読みやすくわかりやすいという 評判をいただいています。

 ◆結城浩の著書一覧(はてなキーワード)
 http://d.hatena.ne.jp/keyword/%b7%eb%be%eb%b9%c0

最近は「数学ガール」シリーズという数学読み物も書いています。 数式と女の子が登場する不思議なお話で、とても人気があり、 英語・韓国語・中国語に翻訳され、また電子書籍版やコミック版もあります。

 ◆「数学ガール」シリーズ
 http://www.hyuki.com/girl/

メルマガの紹介

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」というこのメルマガでは、 タイトルの通り「コミュニケーション」について、いろんな話題を お話ししていこうと思います。

本を書くというのは、 「本を使って読者さんとコミュニケーションを取る」 ということにほかなりません。 結城は、読者さんに伝えたいことを、本を使って読者に伝えます。 うまくいくこともあれば、うまくいかないこともありますが、 20年近く執筆活動を通して、自分なりに学んだことがあります。 このメルマガでは、その経験をじっくりお話ししたいと思っています。 どうぞご期待ください。

このメルマガでお話しするのは、以下のような題材です。

  • わかりやすく読みやすい文章を書くこと
  • 人との対話を深め、気持ちをうまく伝える工夫
  • 人に教えたり、メッセージを伝えたりするポイント
  • 本を執筆するときの心がけや注意点
  • その他、コミュニケーションに関わることなら何でも

これらの題材をお話しするため、 毎回いくつかのコーナーを用意し、オムニバス形式で メルマガを構成しています。 その中には、あなたからの質問に答えるQ&Aのコーナーもあります。

質問を出していただけると、結城は非常に助かります! あなたの知りたいことを、お気軽にメールしてください。 (このメールに返信すれば結城に直接届きます)

さて、それではそろそろ始めましょう。

目次

  • 文章を書く心がけ - 漢字とひらがなの使い分け
  • 本を書く心がけ - 本のタイトル/ポエムのようなブレーンストーミング
  • コミュニケーションのパターンランゲージ - ペーシング
  • Q&A - がんばって教えても分かってもらえない
  • あとがき