結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2024年7月9日 Vol.641
はじめに
おはようございます、結城浩です。
KADOKAWAグループのシステム障害の話。
2024年7月に入り、KADOKAWA Corporationの臨時ポータルサイトで情報漏洩に関する公式情報が発信されています。
◆KADOKAWA Corporation
https://tp.kadokawa.co.jp/
結城浩のメールマガジンは「note」と「まぐまぐ!」と「ニコニコチャンネル」で同一内容を配信していますが、ニコニコがサービス停止しているのに伴い、2024年6月11日(Vol.637)以降ニコニコチャンネルでの配信を一時的に停止しています。ニコニコチャンネルでの配信が再開してから未配信の分をお送りする予定です。ご了承ください。
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それでは今週のメルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
目次
- ここだけの話 - 結城浩の談話室
- 究極の情報管理を求める危険性 - 心の健康
- 失敗あれこれ - ショート
- 原稿書きを進めると、家事がはかどる - 仕事の心がけ
- 最近のマイブームは「早朝オープンカフェ読書」です
ここだけの話 - 結城浩の談話室
結城は「談話室」という「ビデオをオフにした状態でZoomを使い、二人で自由におしゃべりするネット企画」を行っています。そこで交わされた対話は「ここだけの話」ということでプライベートに保たれ、公開はしないのですが、概要は参加者の許可を得てネットで公開しています。
◆結城浩の談話室
https://chatroom.hyuki.com/
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2024年7月6日(土)の「結城浩の談話室」では、30代の男性プログラマとお話ししました。
特にテーマは決めず、お互いに思ったことを自由に語り合いました。日本語入力やユーザインタフェースの話、ゲームの話、リモートワークを含む働き方や労働のあり方の話、そして人生への向き合い方と信仰生活や価値観の話など、話題は非常に多岐に渡りました。
本当に楽しくおしゃべりできて感謝です!
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さて、ここからは結城の話です。
今回の談話室では、質問された項目がいくつかあり、結城が話す割合がいつもよりも多かったように思います。私が思いつくまま話したことを聞いていただけて、たいへんありがたかったです。その意味では、いつもと違う雰囲気の「談話室」となりました。
結城のネットでの活動は、基本的にテキストベースになっています。SNSに投稿したり、noteやWebサイトに記事を書いたりするのはすべてテキストを使った活動です。DMやメールで個人的なやりとりを行う場合でもテキストを介しての対話になります。
でも、この「談話室」に限ってはテキストではなく音声を使い、しかも双方向で一対一のリアルタイムな対話です。その意味で、この「談話室」という企画は結城にとって非常にユニークな位置を占めているといえます。
この「談話室」の大きな特徴の一つは、詳細にわたる記録を残さず「ここだけの話」を展開していることです。これは一般的には特記すべきことではないかもしれませんが、私の企画にしては珍しい、ずいぶん大きな特徴だと思います。
「ここだけの話」といっても、何か特別な秘密情報が交わされているわけではありません。そうではなくて、非常にリラックスした形で、気楽に、オープンな場ではあまり言えないようなことまで突っ込んだ話を展開しているという意味です。通常なら「飲み会」のような席で、その場の勢いで語るような話題であっても、真面目に語る機会といえるかもしれません。
もちろん、その「ここだけの話」の内容は、毎回お話しするときの相手と結城の二人で、ていねいに紡いでいるわけですけれど。
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「談話室」の8月分の申し込み受付は、来週か再来週に行いたいと思います。関心がある方は「談話室通信」という無料ニュースレターにぜひご登録ください。結城からのアナウンスが流れます。また、申し込みする方がいらっしゃらなかった場合、先着順による「スポット予約」のお知らせもこの「談話室通信」に流す場合があります。
◆結城浩の談話室通信(談話室の連絡をする無料ニュースレター、送信頻度はひと月に一回程度)
https://chatroom.substack.com/
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