結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2019年5月14日 Vol.372
目次
- 社会人、雑念が多くてじっくり学べない - 学ぶときの心がけ
- 大学の数学をどう学ぶか - 学ぶときの心がけ
- 気持ちを表現するのが苦手 - コミュニケーションのヒント
- クリエイタにとっての継続の意味 - 仕事の心がけ
- サイドチャネル攻撃 - 再発見の発想法
はじめに
結城浩です。
いつも結城メルマガをご愛読ありがとうございます。
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半額セールの話。
Kindle版が半額セール中!
「数学ガール」シリーズと「数学ガールの秘密ノート」シリーズの最初の2巻ずつ合計4巻を含む、一般数学書が半額です。
2019年5月23日(木)までですので、よろしければご利用ください。
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「数学ガール」アンケート(2019年春)の話。
「数学ガール」シリーズや「数学ガールの秘密ノート」シリーズに関するアンケートを実施しています。
Web連載のうち早く書籍で読みたいシーズンの希望や、「数学ガール」や「数学ガールの秘密ノート」で結城に書いてほしいテーマなどをお尋ねしています。
匿名で回答できますので、ぜひご回答よろしくお願いいたします。
◆「数学ガール」アンケート(2019年春)
https://bit.ly/enq2019
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最新刊の話。
『数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー』は最後までまとめていったん編集部に送りました!
現在はレビューアさんから送られてきたフィードバックを再確認しながら調整を進めているところです。ともあれ、一段落です。
刊行は2019年7月を予定しています。応援をよろしくお願いいたします!
◆『数学ガールの秘密ノート/ビットとバイナリー』
https://bit.ly/hyuki-note11
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普及しているサービスと「先見の明」の話。
先日電車に乗ったとき、隣の席にいた高校生がスマートフォンでnoteのサイトを眺めているのがちらっと目に入り、「おお、noteはこんなにも普及しているのか」と軽く感動。
結城はつねづね「自分が使っているサービスはけっこう普及する」という認識を持っていたので今回も「さもありなん」と思いました。
でも冷静になって考えてみるとこれは典型的な認知バイアスでしょうね。
自分が使っているサービスが目に入ると意識するのは当然です。話題になったときに「おっ」と注目する。そのため「自分が使っているサービスは普及する」と錯覚しがち。
また仮に、自分が使っているサービスが実際に普及していたとしても、それは必ずしも自分に先見の明があることを意味しません。自分は使いやすいサービスを続けているだけであって、賞賛されるべきなのはサービスの運営者と考えるのが自然でしょう。
そんなことを思いました。
まあ、それはそれとして「なかなか自分には先見の明があるぞ」と考えて、気持ちよく一日を過ごすのも悪くはありませんけれどね。
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それでは今回の結城メルマガも、どうぞごゆっくりお読みください。
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