全力回避 のコメント

返信ありがとうございます。小浜さんの『男はどこにいるのか』でしたら半年くらい前に読んだことがあります。
社会理論は現状を反映している必要がありますから、賞味期限のようなものもあるんでしょうね。批判のための批判ばっかやってたらいけませんよね。

僕自身は近代社会や近代国家を考えるうえでは、まだフェミニズムは有効だとは思っています。性が政治的に喧伝されたことも20世紀前半はありました。「男は兵士になって戦死するのが一番男らしい」と真顔で言われていた時代もありましたから。近代国家を乱暴に言ってしまうと「金、暴力、SEX」です。「近代国家の維持のために男性性、女性性が表象された」という議論を最初に構築したのがフェミニズムだったかと思います。早い話が子ども生んでくれないと人口減りますからね。「男は兵士になれ、女は子ども生め、それ以外は知らん!」といった感じかと思います。
あと常々疑問に思うのですが戦前に「男性が抑圧されている」と言った人間はいたのでしょうか?戦前の良心的徴兵拒否を調べれば分かりますかね?なぜこんなことを申し上げるかというと、なぜ「我々は抑圧されている!」と主張したのが男性ではなく女性だったのか?という疑問からです。質的には違えど男女共に抑圧されていたのは同じですからね…なぜ女性が先だったか?ということです。
長文すいません、丁寧に返信してくださるので…

No.4 106ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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