兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

はあ様>

はじめまして。
おっしゃる問題は、非常に頭が痛い。
マスキュリズム(ひとまず、男性の危機的状況を何とかしていこうという考えをこの言葉で表現することにしましょう)といっても一枚岩ではありません。
思いつくままに並べると、

1.ノンポリな、特に思想もなく「女性専用車両ムカつく」と言ってるだけの人
2.保守寄りの発想の人
3.左派でフェミニズムに懐疑的な人
4.左派でフェミニズムを盲信している人

ひとまずこのように分類できると思います。
恐らく「ネトウヨ」というのは1.2.3.を指して言っているのでしょう。

1.は確かに「女死ね!」などと言って暴れる過激な人たち、といったイメージが強いのですが、実際には3.の中にも、1.よりも過激で、女性に暴言を吐く人はおります。
丁度在特会とシバキ隊のように、「過激さ、下品さ」は思想の左右とは関係ないのですが、左派は「我々の仲間だとバレるとまずいので3.などもネトウヨということにしておこう」という判断をしているようです。

同時に1.2.も彼らにしてみれば快くない存在なので、即ネトウヨ認定です。
結局、「ネトウヨ」という言葉には「俺たち神聖なる者の敵」以上の意味あいはないわけですね。

実は次回に詳しく書こうと思っていたのですが、こうした人たちの本質は4.のような「フェミニズムへの信奉」、或いは3.の人々にも時おり見られる、「フェミニズムへの未練」なのではないか、と思います。
3.4.の人々は、「男性の危機的状況」に気づいているはずなのに、「しかしフェミニズムは悪くないのだ」と何とかフェミニズムを延命させようとします。
そんなの、フェミニストが「私が望む時だけ狼のように私に積極的に迫ってくるけど、私が望まない時は羊のようにおとなしい男性」「私より強く私を養い、守ってくれるが、私と対等につきあってくれる男性」を望むのと同じくらい矛盾しているのですが、残念なことに彼らはその矛盾に、どうしても気づけない。

ぼくもこの問題に左右は関係ない、というお考えには同意できるのですが、フェミニズムに取り憑かれている人々については「組めないなあ」という感想を抱かざるを得ませんね。

No.6 127ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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