>恐らく正確に指摘した者は少ないと思うのですが、この「暴論」からはむしろ、左派が今まで男性を貶めてばかりきたこと、男性の自己承認欲求を蔑ろにし続けてきたことへの深い怒りが垣間見えます。 現状、男性でも経済的弱者に転落している人が少なくないと言うのに、左派は相変わらず男性を加害者・抑圧者という文脈でしか扱いませんからね。右派だって弱者男性を弱者として丁重に扱ったりはしませんが、「我々日本人」として同胞として扱ってはくれるわけで、「愛国」という物語に乗れる人ならそりゃ自分達を救わない左派を選ぶわけがないだろう、と思ってしまいます。もともと左派寄りで「愛国」などとは程遠い赤木氏にすら批判されるのですから。 「電波男」にしても、こうした左派の取りこぼした男性の問題に対応している部分があったと思います。ただ「電波男」では主に男性の恋愛弱者の問題が扱われていて、あまり貧困というテーマは前面に出てこなかったですよね。しかし、男性の場合、収入とパートナーがいるかどうかは密接な関連があるので、本田氏と赤木氏でどこか主張が重なってくるのは自然なことなのでしょう。ただ、赤木氏は本田氏と違って現実の結婚にこだわっているようなので男性の主夫化を主張するわけですが、実現性がほとんどなさそうなところを見ると、現実に早々と見切りをつけて二次元に旅立った本田氏の方が、ある意味現実的だったんでしょうか。「萌える男」になれない人でも、社会に訴えかけるよりは草食化して静かな諦観とともに生きていく人の方が多いような気がします。
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兵頭新児の女災対策的随想
(ID:745646)
>恐らく正確に指摘した者は少ないと思うのですが、この「暴論」からはむしろ、左派が今まで男性を貶めてばかりきたこと、男性の自己承認欲求を蔑ろにし続けてきたことへの深い怒りが垣間見えます。
現状、男性でも経済的弱者に転落している人が少なくないと言うのに、左派は相変わらず男性を加害者・抑圧者という文脈でしか扱いませんからね。右派だって弱者男性を弱者として丁重に扱ったりはしませんが、「我々日本人」として同胞として扱ってはくれるわけで、「愛国」という物語に乗れる人ならそりゃ自分達を救わない左派を選ぶわけがないだろう、と思ってしまいます。もともと左派寄りで「愛国」などとは程遠い赤木氏にすら批判されるのですから。
「電波男」にしても、こうした左派の取りこぼした男性の問題に対応している部分があったと思います。ただ「電波男」では主に男性の恋愛弱者の問題が扱われていて、あまり貧困というテーマは前面に出てこなかったですよね。しかし、男性の場合、収入とパートナーがいるかどうかは密接な関連があるので、本田氏と赤木氏でどこか主張が重なってくるのは自然なことなのでしょう。ただ、赤木氏は本田氏と違って現実の結婚にこだわっているようなので男性の主夫化を主張するわけですが、実現性がほとんどなさそうなところを見ると、現実に早々と見切りをつけて二次元に旅立った本田氏の方が、ある意味現実的だったんでしょうか。「萌える男」になれない人でも、社会に訴えかけるよりは草食化して静かな諦観とともに生きていく人の方が多いような気がします。