怒りや哀しみ、あるいは憎しみを持てる間はまだ健全ではないでしょうかね。
まだ間に合う段階とも言えるかもしれません。
しかし現状をずるずると続けていくうちに、昔の時代劇ではありませんが、
「あっしには関わりのないことでござんす」
と虚無的な無関心へ移行していくおそれがあります。

ネット界隈では、
「女子供は助けない、関わらない。関わったら負け」
という意見があちこちで見られたように思います。
しかしどっちにしろ『悪者』にされるのなら、いっそ実害の少ない無視を選ぶ人だって少なくはないでしょう。
むしろ、日本人の気性からはそちらのほうが多そうです。