兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

こんばんは(^^
岡田さんは外向的でよくも悪くもオタク的ではないですよね。
ただ、オタク黎明期にスポークスマンになってくれて、助かった面はいろいろあると思います。
現役のオタク論者としてどうか……となると考えるところはありますが、後継者が出て来ない(出ると抹殺される)ことの問題が大きいような……。

岡田さんはモノレールとかメカが好きな人で、その意味でもちょっと、非オタ的な感じがします。オタク=萌えと考えるのであれば当然、全然違ってくるのですが、そこまでオタクを狭義に捉えないまでも、彼には理系の匂いがすると言うか、物語やキャラクターへの執着が薄そうと言うか。
(「萌え」を「疑似恋愛」と表現するのであれば、オタクの本質は虚構の世界での「疑似生活」を楽しむことにこそあり、美少女ならずとも虚構のキャラ、虚構のストーリーへの執着こそが本質であるような気がします)

『テッド』=『電車男』説は一番的確な捉え方かも知れませんね。
『電車男』は「虚構を捨て、脱オタしたオタク」の物語であり、『テッド』も普通であればテッドが死に、恋人と共に生きていくラストが、一般的なドラマツルギーには適っている。そこをちょっとオタクよりに描いたものの、オタクの目から見ると「???」という感じがした、そんなお話しであるように思えます。

No.2 131ヶ月前

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