こんばんは。また少しコメントさせて頂きます。 どうも自分は不勉強なもので、渡辺恒夫という人物は今回初めて知りました。 フェミニズムにも(あるいは少なくとも男性学には)、黎明期には >例えばハイジャック事件が起きた時、「女子供の人質を解放せよ」といった要求がなされることが象徴するように、まず男性は生命すらもが女性に比べて軽んぜられていることを指摘したの なんてラディカルな思想があったというのは正直驚きです。ま、以前どこかで兵頭様が紹介して下さった『The Myth Of Male Power』も海外の男性学の本だと聞きますし、理論的には彼のような立場も存在し得るとは思ってましたが。 渡辺氏が本田透氏よろしくフェードアウトしてしまうあたりが、日本のフェミニズムの思想的限界を象徴している、というのはうがちすぎですかね。個々のフェミニストの男性蔑視と被害妄想のひどさゆえ、遂に男性が耳を傾けるに足る言説を生み出せなかったという。 「男性差別論壇」の方々も、渡辺氏の著作を読むともう少し理論武装ができるのかもしれません。それでも男性差別批判が人々に受け入れられるかどうかは分かりませんが。GIN様が上のコメントで中国のデモを喩えに仰られていたように、「男性差別を訴える」という行為そのものが世間一般の反発しか生んでいない現状を考えると、どうも私は悲観的になってしまいます。 何か取り留めもない感想で申し訳ありません。今回はこの辺で失礼します。
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兵頭新児の女災対策的随想
(ID:15289177)
こんばんは。また少しコメントさせて頂きます。
どうも自分は不勉強なもので、渡辺恒夫という人物は今回初めて知りました。
フェミニズムにも(あるいは少なくとも男性学には)、黎明期には
>例えばハイジャック事件が起きた時、「女子供の人質を解放せよ」といった要求がなされることが象徴するように、まず男性は生命すらもが女性に比べて軽んぜられていることを指摘したの
なんてラディカルな思想があったというのは正直驚きです。ま、以前どこかで兵頭様が紹介して下さった『The Myth Of Male Power』も海外の男性学の本だと聞きますし、理論的には彼のような立場も存在し得るとは思ってましたが。
渡辺氏が本田透氏よろしくフェードアウトしてしまうあたりが、日本のフェミニズムの思想的限界を象徴している、というのはうがちすぎですかね。個々のフェミニストの男性蔑視と被害妄想のひどさゆえ、遂に男性が耳を傾けるに足る言説を生み出せなかったという。
「男性差別論壇」の方々も、渡辺氏の著作を読むともう少し理論武装ができるのかもしれません。それでも男性差別批判が人々に受け入れられるかどうかは分かりませんが。GIN様が上のコメントで中国のデモを喩えに仰られていたように、「男性差別を訴える」という行為そのものが世間一般の反発しか生んでいない現状を考えると、どうも私は悲観的になってしまいます。
何か取り留めもない感想で申し訳ありません。今回はこの辺で失礼します。