兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

コメントありがとうございます。

>「男を滅ぼして女だけのパラダイス」
> この発想って女性に対する幻想の最たるものだと思うんですが……

う~ん、そうですね、「小説」めいたものを書いておいて「その真意は云々」と書き並べるのは野暮の極みですが、ちょっとやってみます。
(そもそもこの「小説」を書いた目的自体が原作の「謎解き」であったのだから、こういうのもアリかと思います)

オンナスキーが「フェミニストは男殺しを目的とはしてないと思うが……」と言うように、女性も別に男性を殺そうとはしていないかと思います。
が、例えばですが痴漢冤罪などを見てみると、「何の罪もない男性が、女性がその女性性を発揮することで、いきなり殺されるに等しい、人生の破滅を味わう」ということが現実に起きているわけです。
これは別に痴漢冤罪に限らず、DV、セクハラなどの現場でも同じことが起こっています。
女性も、(仮に過激なフェミニストでも)男性をそこまで追い詰めたいと思っていた人は少数でしょう。
ただ、少なくとも今の社会はそのような「なりたち」になってしまっている。

しかし更に言うと「草食系男子」に女性たちが焦れているように、彼女らはまた一方で、「頼もしい、男らしい男」を求めてもいる。

それを戯画化して描くと、「ジェンダー大戦」での男性の殲滅、そしてその後での「DQN再生プロジェクト」というものに、どうしてもなってしまうわけです。

No.5 143ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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