aa のコメント

>>18 兵頭様

早速のお返事ありがとうございます。

ピンカーの著作は大部ですが一冊一冊は300ページと手頃な長さで一般読者にも分かりやすく書かれているのでそれほど読むのが苦痛という事はないと思います。とりあえずジェンダーフリーとフェミニズムへの直接の批判を行なっている下巻だけでもチェックしておく価値はあるかと。その中には「フェミニズムは、性交はすべてレイプである、などという常軌を逸した過激派の主張のためにしばしば嘲笑される」みたいな記述もあり、フェミというのは洋の東西を問わずバカなんだなと苦笑させてくれます。

あるいは同じNHKブックスの『女の脳・男の脳』、もしくはピーズ夫妻の『話を聞かない男、地図が読めない女』なども脳科学・心理学から見た性差をてっとり早く見るにはいいかもしれません。

Yutoroid氏の丁寧な補足にあえて蛇足を付け足すとWilson『the social conquest of earth』やBoehm『moral origins』、Sober,Wilson『Unto others』なども、ヒトの行動を生物学的レベルで分析する進化心理学の最近の潮流と成果を知るには好適です・・・が、英語本で敷居の高いのがなんとも。邦訳が出るといいのですが・・・。


さらに蛇足を付け加えると、小山エミがしがみ付いてるマネーや類似の研究は、先の性ホルモンについての話から考えると最初からナンセンスです。だってブレンダ氏は性器摘出しちゃってるんだから。性ホルモンは性器で分泌されるものも多いので、摘出して先天的な性を弄れば後天的性(ジェンダー)に影響が出ても不思議はなく、それはジェンダー後天説をなんら立証するものではありません。
トランスジェンダーについても大部分は性ホルモンや脳の器質的な特異性で説明できる上にどれも一般の傾向から外れた少数の例外ばかりで、「一般にジェンダーは身体的性差と無関係に決まる」というジェンフリ理論を支持する論拠にはなりえません。まあSKYLINEや小山エミや上野千鶴子みたいな学も知性も欠如したバカフェミには理解もできんでしょうが、バカでない一般の学者はこれらの実証研究を謙虚に受け止め、ジェンダーフリーからはとっくに手を引いてますね。そして後に残るバカフェミのバカ度がますます純化されていくと。

相変わらずの長文失礼しました。今夜はこの辺で失礼します。

No.20 137ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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