俺が著作に当たったら、嬢は「邦訳だ、原典に当たれ!」とわめくに二千ドゥオーキン。 原典に当たったら、「貴様が最初に引用を孫引きした事実は未来永劫消えない。永久の謝罪と賠償を求む!」とわめくに二万ドゥオーキン。 お久し振りです。 こういう人の困ったところは本人は100%自分の主張を疑ってないので、第三者からは「ひょっとして正しいのかも」と思われてしまうこと、また「相手が話が通じないと悟り無視を決め込んだ」ことを「論破され逃亡した」と解釈してしまうことですね。 ドゥオーキンの件の発言についても、日本のリベラルフェミニスト藤本由香里師匠が肯定的に引用したこと(つまり、ドゥオーキンの発言はぼくのような反フェミ派が恣意的に曲解したのではなく、フェミニストにすら同様に理解され、肯定されている)はぼくの指摘した通りです。 ぼくが繰り返す小山エミ師匠の態度(「オカマは女湯に入る権利がある」という主張と「そんな主張はしていない」という主張を全く自由自在に使い分ける)などを見ても、フェミニストというのは本当に、「今の自分の感情」だけが揺るぎない「事実」であり、論理的整合性など歯牙にもかけていない、と考える他はありません。 そこに「失言を隠そう」などという打算は恐らく、見事なまでにない。 「正義であるワタシの感じた気持ちを透徹することが世界を救う」と本気で考えていらっしゃるのでしょう。 フェミニストが現実をねじ曲げて平然としていることはもう、仕方がないのかも知れません。 が、それに対してリベラル男性たちが何も言わないのは不思議でなりません。 彼ら(の一部)はそこまで愚かではないように見えるのですが……。 ピンカーの著作については不勉強ながら知りませんでした。 ちょっと興味を持ったのですが、上中下の大著ですね……。 いずれにせよ「人間、スタートラインはみな平等だ」は近代社会の重要なタテマエで、これを乗り越えるのはちょっとやそっとのことではないのでしょうね。 >とはいえ、フェミの方がこの著者のようなMっ子フェミ男を本当に嫌っているのかとなると少し疑問です。 そうですね。 「サンドバッグとしては好き」とは言えるかも知れませんw でも、さらに言うと、「実は本当に好きなのは保守派男性」ということも言える。 本田透氏が主張するように、あの人たちが一番好きなのはそうした「強い男」たちでしょう。 彼女らの態度は保守派に対しては、「甘えの裏返しのツンデレ行動」、左派に対しては「甲斐性のないヘタレへの苛立ち」といったものであるように思えます。
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兵頭新児の女災対策的随想
(著者)
俺が著作に当たったら、嬢は「邦訳だ、原典に当たれ!」とわめくに二千ドゥオーキン。
原典に当たったら、「貴様が最初に引用を孫引きした事実は未来永劫消えない。永久の謝罪と賠償を求む!」とわめくに二万ドゥオーキン。
お久し振りです。
こういう人の困ったところは本人は100%自分の主張を疑ってないので、第三者からは「ひょっとして正しいのかも」と思われてしまうこと、また「相手が話が通じないと悟り無視を決め込んだ」ことを「論破され逃亡した」と解釈してしまうことですね。
ドゥオーキンの件の発言についても、日本のリベラルフェミニスト藤本由香里師匠が肯定的に引用したこと(つまり、ドゥオーキンの発言はぼくのような反フェミ派が恣意的に曲解したのではなく、フェミニストにすら同様に理解され、肯定されている)はぼくの指摘した通りです。
ぼくが繰り返す小山エミ師匠の態度(「オカマは女湯に入る権利がある」という主張と「そんな主張はしていない」という主張を全く自由自在に使い分ける)などを見ても、フェミニストというのは本当に、「今の自分の感情」だけが揺るぎない「事実」であり、論理的整合性など歯牙にもかけていない、と考える他はありません。
そこに「失言を隠そう」などという打算は恐らく、見事なまでにない。
「正義であるワタシの感じた気持ちを透徹することが世界を救う」と本気で考えていらっしゃるのでしょう。
フェミニストが現実をねじ曲げて平然としていることはもう、仕方がないのかも知れません。
が、それに対してリベラル男性たちが何も言わないのは不思議でなりません。
彼ら(の一部)はそこまで愚かではないように見えるのですが……。
ピンカーの著作については不勉強ながら知りませんでした。
ちょっと興味を持ったのですが、上中下の大著ですね……。
いずれにせよ「人間、スタートラインはみな平等だ」は近代社会の重要なタテマエで、これを乗り越えるのはちょっとやそっとのことではないのでしょうね。
>とはいえ、フェミの方がこの著者のようなMっ子フェミ男を本当に嫌っているのかとなると少し疑問です。
そうですね。
「サンドバッグとしては好き」とは言えるかも知れませんw
でも、さらに言うと、「実は本当に好きなのは保守派男性」ということも言える。
本田透氏が主張するように、あの人たちが一番好きなのはそうした「強い男」たちでしょう。
彼女らの態度は保守派に対しては、「甘えの裏返しのツンデレ行動」、左派に対しては「甲斐性のないヘタレへの苛立ち」といったものであるように思えます。