2000 のコメント

続きです。


海燕さんの記事はパッと見、同意できるんだけど、
もうルサンチマン的な発想は古い。っていうところは納得できなかった。

すでに終焉を迎えているのは金銭的なルサンチマンだけなのだ。
恋愛、家庭というルサンチマンはまだ生きている。

今だ人々は彼氏彼女が欲しい、カワイイ子供がほしいといって止まない。
現実の恋愛などもういらないというオタクたちも、三次元の相手はいらないと言うものの、彼氏彼女、ひいては家庭が欲しいというところからは逃れられてはいない。
今日オタク文化の中でギャルゲーやアニメ、ラノベがここまでの勢力になっているのは、恋愛のルサンチマンはまだ大いに隆盛を誇っていることを示している。

だから、ルサンチマン的な発想が古いというのは少々言いすぎだ。
やっぱり彼氏彼女が居ない人達は、不幸さを感じ、持っている人を羨み、妬んでいる。

で、言い過ぎだから海燕さんの文章は意味が無いかというとそういうことではなく、
頑張ろうぜ!俺ら!
とオタクたちが自分たちを励まし合うという場合には意味を持つ。
だけど、どうも鼓舞の代表例である本田透さんを海燕さんは好きじゃなさそうに見える。

それに、話は少し前に戻るが、
鼓舞が必要。ということはそれはつまり、不幸さを感じているっていうことだ。
そして、そもそもクリスマスの時期に海燕さんの記事が書かれていたのはなぜか?を考えると、
それは非リアが彼氏彼女か居ないことで肩身が狭い思いをする風潮が今もあるから、
それに呼応する形で書かれているのではないだろうか?
これらすべてを含めて考えてみても、やっぱり恋愛ルサンチマンは生きているという風に私には思える。



こんな感じにまとめてみました。ご指摘お待ちしております。

No.99 137ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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