ゴドー のコメント

>>42
議論はだいたい尽くされた感があるので蛇足になるかもしれませんが返信します。

この論考は80年代からいままでのオタクの歴史や日本の歴史を少ない文字数に凝縮した
濃密な文章だと思います。それだけに、私は子供のころを思い出して懐かしかったのですが、
ある年齢より下の読者にはわかりにくいのではないか?それがコメント欄の誤解や反発に
つながったのだろうと思いました。
80年代、90年代、0年代、そして今の10年代、と社会は変化し、オタクという言葉の意味も変化
し続けている。最近驚かされたのは『ロボティクスノーツ』というノベルゲームのポスター
です。「世界を救うのはヒーローじゃない―オタクだ」というキャッチコピー。
青空、気球、ロボット、そしてたくさんの仲間たちを背景に美少女と美青年がハイタッチ
している。絵がすごく美麗で惹きつけられたというのはおいといて
「世界を救ってる時点でオタクか?」とか「なにからなにまでリア充にしかみえない」
と考え込んでしまいました。言葉の使われ方に隔世の感があります。「オタク」にコンプレックスが
ないと考えているのか?という質問ですが『ロボティクスノーツ』のイメージにかんしていえば
「ない」と言い切ってしまえる。本当に驚くべき変化です。

No.115 144ヶ月前

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