兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

>でも、逃げうつと相手としては勝ちなわけで……打つ手なし。私としてはその辺の「良い手」を期待しての質問でした。

例えばツイッターなどを見てもここでのSKYLINE様のご意見に「これ、おかしいよな」とつぶやいている方がいました。
「本人」に勝つことは永久に不可能ですが、賛同者を増やすという意味での勝利は可能かと思います。
(あくまで想像ですが、田嶋陽子師匠がテレビに出ていなかったら、フェミニズムの歴史もかなり違ったものになっていたのではないでしょうか)
むろん、このブログにどれだけの閲覧者がいるか、という話でもあるのですが、ある種の「公の場」で議論をすることは大事だと思います。

>女性が男性社会で活躍するというのは、個人においては尊重しますが、集団及び全体に対しては全く否と考えています。

そうですね。
今回のコメントの後半でのご意見は、結構保守的かと思います。男/女らしさは重要だ、といったお考えなどを示されていますし。しかし恐らくsabahito様も個々のキャリア志向の女性、或いは女装趣味の男性を指して「あんなヤツはダメだ」とはおっしゃらないと思います。
つまり、今回採り上げた小山師匠の主張が正しいなら、ダイヤモンド博士のみならずsabahito様もぼくも、恐らく多くの保守派も「ジェンダーフリー賛成派」なわけです。
が、フェミニストたちはそうした現実を見ようとせず、「バックラッシュ派」だと言い立てる。
それは彼女らが「ジェンダーフリー」という概念に込めた真意が、「もっと恐ろしいものの片鱗」であるからに、他なりません。
結局、「みんな自由に、そして公平に」ではキャリア志向の女性が増えないことを、フェミニストは誰よりもよく知っているから、ある種の「強制」をもって自分たちの理想の実現を図っているわけです。

>最後に私の誤解であってほしいのですが、文壇の世界では、

学者さんたちの世界ではハタから見れば同じことを「いや俺の考えが正しい」とお互いに譲らず言いあう傾向がありますからね。「男性差別」という言葉が嫌いだと言って「女災」なんて言葉を考え出したバカもいますw
ただ、そこにそれなりの必然性があるとしたら、それは仕方ないとも思えます。
「何だかムツカシイ言葉」を言ったもん勝ちという、「ポストモダン」などという分野もあって、これはフェミニズムと関係が深いのですがw
ただ、「仕方ない」は「仕方ない」でもそれが一般人との溝を作っているのも事実です、
フェミニズムは象牙の塔で生まれた謎の概念を振り回しては「知らないお前が情弱」「エラい人が本で言ったのにお前が知らないだけ」と言うのが得意ですが、まあこれは学問ではなく宗教なので……。

No.9 145ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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