aa のコメント

>>9 兵頭様

本論を拝見して、「やっぱりなあ」と思いました。
やっぱりダイヤモンド氏は、日本のジェンダーフリー教育の実態についてはよく知らなかった。知らないままジェンダーフリーを「男女の機会均等」程度の軽い意味合いで捉えて賛成している。これじゃ駄目でしょう。
保守派が集めた日本のジェンダーフリー教育の事例、例えば男女混合の体育をやっていたとか、男女混交で妊婦の出産映像を見せたとか、ジェンダーチェックと称してひな祭りや端午の節句まで禁止しようとしたとか、そういった現実を知ったら、果たしてダイヤモンド氏は賛成したでしょうか。


まあ外国の博士に日本の教育現場を知悉しろというのも無理な注文ですし、博士の無知を責めても仕方ないんですが。
でもこの場合もフェミニストの不誠実さは透けて見えますね。上記のようなジェンダーフリー教育の実態を、知らないのか意図的に無視してるのか、ことさら軽く見て等閑視したがりますからね。小山師匠のように「問題提起だ」と言ってみたり、「本来のジェンダーフリーは違うから」と逃げたり(そのわりにジェンフリ教育への批判には噛みつくというのが謎ですが)。どっかの誰かさんは「それは妄想だ!」と噴飯ものの、それこそ根拠ゼロの妄想発言までしてましたね。子供が関係なければ爆笑してるところです。
そして彼女らはジェンダーフリー批判に対して的外れな反論をする一方、理論的・根本的な批判――性自認もジェンダーも先天的な性差によって規定され、それをもと(型)にして発達する。生得的性差とジェンダーは切り離す事ができず、無理に性差を否定するような教育を行ないジェンダーを歪めれば子供の心の発達に重大な障害を及ぼし得るという批判――にはまったく応じていません。彼女らにとっては自らのイデオロギーが大事で、子供の心や健康な成長などどうでもいいのでしょう。


結局フェミニストというのは政府の力を使って強権的に特定のイデオロギーを人々に押し付ける反民主主義者で、子供の心を無神経に弄ぶ連中だというのがジェンフリ絡みの騒動で明らかになったように思います。

No.10 144ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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