ご無沙汰しております。 今年の話題作となったバービーとクレしん映画を観て来たので、今回はそちらの感想です。 バービーに関しては兵藤さんが仰るように知的能力のない低い凡庸なフェミクリエイターが遺憾なくフェミニズムを炸裂させた結果、生まれてしまったトンデモ映画でした。 個人的に一番ムカつきを覚えた点は終盤でケンに精神論的な謎説教をかましたところです。思わず今年のクレしん映画のラストで野原ひろしが無意味な精神論を充にぶつけたのを想起させられました。 結局のところ、両作とも男性はたとえ弱者であろうと自己責任だと突き放しているに過ぎません。少なくとも私にはそのように感じられました。 つい最近、プライムビデオで今更になってシン仮面ライダーを視聴した時にも同様の違和感を覚えました。 自らの幸福追求のために世界を顧みないショッカーの野望を、他者のために自分を変えたいと願うライダーが阻止する物語でしたが、男という生き物は他者のために犠牲になる事でしか存在してはいけないとの古臭いメッセージが生理的に無理でした。 男で弱いというだけで心身共に尊重されることのないディストピアで生きる私達に希望の手を差し伸べてくれるような作品が生まれる事を切に願っています。
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兵頭新児の女災対策的随想
(ID:63064431)
ご無沙汰しております。
今年の話題作となったバービーとクレしん映画を観て来たので、今回はそちらの感想です。
バービーに関しては兵藤さんが仰るように知的能力のない低い凡庸なフェミクリエイターが遺憾なくフェミニズムを炸裂させた結果、生まれてしまったトンデモ映画でした。
個人的に一番ムカつきを覚えた点は終盤でケンに精神論的な謎説教をかましたところです。思わず今年のクレしん映画のラストで野原ひろしが無意味な精神論を充にぶつけたのを想起させられました。
結局のところ、両作とも男性はたとえ弱者であろうと自己責任だと突き放しているに過ぎません。少なくとも私にはそのように感じられました。
つい最近、プライムビデオで今更になってシン仮面ライダーを視聴した時にも同様の違和感を覚えました。
自らの幸福追求のために世界を顧みないショッカーの野望を、他者のために自分を変えたいと願うライダーが阻止する物語でしたが、男という生き物は他者のために犠牲になる事でしか存在してはいけないとの古臭いメッセージが生理的に無理でした。
男で弱いというだけで心身共に尊重されることのないディストピアで生きる私達に希望の手を差し伸べてくれるような作品が生まれる事を切に願っています。