兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

お久し振りです(^^
ちょっと待て。
いや、ぼくの中のオタク定義が狭いことは事実です。また、(おわかりかと思いますが)少なくとも本記事では「いわゆるオタク」と「オタク的気質」を混同させて使ってもいます。
が、そもそも「三流劇画」というのは罵倒語ではなく、「そういう呼び名」ですよ。「三流劇画」で検索すれば「エロ劇画誌」に「三流劇画ムーブメント」という項があるのがわかります。
そしてまた、これがオタク文化でないというのはまあ、多くの人のコンセンサスになり得ることではないでしょうか。

>しかし昨今流行りのなろう系小説はおろか、昔から存在するエロゲーの特定ジャンルや、デレマスや艦これのようなスマホゲームに至るまですべて三流劇画、楽しんでるのは似非オタDQNだけというのはいくらなんでも無理があると思えてなりません。

いや、「三流劇画」は「三流劇画」と呼ばれるジャンルの作品であり、エロゲーやスマホゲーを指すものではありません。
ただ、(今のエロ漫画の何割かに加え)エロゲのデザインも何割かは三流劇画的である、というのもまた、事実かと思います。ここは敢えて言えば萌え系と三流劇画のハイブリッドとでもいった表現もできるかもしれませんが、いわゆる萌え絵としてはあまり流行らない傾向の画のものが何割かある、ということです。
また、デレマスや艦これそのものをオタク文化でない、としたことはないと思います。ぼく自身、ソシャゲなどになじめないし、オタク濃度の低いものになりつつあるとは思っていますが。

>「自分をオタクと思い込んでる〜」にはこのオタクモドキという語と同じ独善しか感じられない。

なるほど、それはわかります。
まあ、おわかりかと思いますがこれ自体は、先行する「自分を野原ひろしだと思い込んでいる一般人」という言葉のもじりではあるのですが。
ただ、確かにぼくが「自分をオタクだと思い込んでいる一般リベ」と呼びつけた人々の中にはかなりの比率でオタクがいるかと思います。
しかしさらに言うと「オタクもどきを許さない」よりも先行して、近年、「我こそはオタクの代表者なり」と自称している連中の中には「以前はオタクを見下しきっていた者」がおり、彼らがまさに目を血走らせながら「オタクの中の自分の意に沿わない作品やファンを悪し様に罵って排撃する」ために「真のオタク」を名乗る傾向も目にしてきました。
ぼくの発言はそれらに対する意趣返しという側面があると言うことをご理解ください。
ただ、では戦略としてその物言いは誤解されやすいのでは、と言われると確かに辛いのですが……(ツイッターなどの公の場では、あまり濫用しない方がいいかも知れません)。

>長い間、兵頭氏の思想には助けられてきましたが、私はこの辺でドロップアウトせざるを得ないようです。

残念です。
おっしゃることはこちらも同意できる面もありますが、明らかに誤解によるものも少なくないですから、できれば当コメントを理解いただければと思います。

No.4 70ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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