兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

Teketekeririさま>

初めまして!
おっしゃるテラケイ師匠の言は、非常に頷ける、というよりはぼくの考えにかなり近しいですね。
ある意味、ぼくにも諦観がありますし、自著に対して「解決策が書いてないからダメだ」と言われた時には「何をお気楽な」とイラつきましたw
ただ、ぼくはテラケイ師匠は「解決策を示していないからダメだ」と思っているわけではありません(そう取れるような書き方になってしまったかも知れませんが)。

師匠はことの原因がフェミニズムであるという答えを知っているハズなのに、そこを隠蔽している。そこがやはり許せません。
逆に言うと顔面核爆弾さんも言うように、本書そのものは、そこまで否定的な評価を下さなくてもいいとは思うのですが。

もう一つ、「解決策」についてですが、ぼくはやはり、フェミニズムをつぶすだけで問題の六割くらいは解決するのでは、と思っています。

本書の副題、「その「自由」が世界を縛る。」は非常に秀逸です。
ぼくがテラケイ師匠を評価するきっかけも、彼が近しい主旨をツイートしていたことでした。
そして、フェミニズムはその「自由主義」の一番醜悪極まる現れです。
ここをつぶせば、かなり事態はマシになる。
(男性差別クラスタがダメなのはフェミニストたちがおひねりをもらっているのを見て、「よし俺も」とただ口を開けている存在だからです)

フェミニズムをつぶし、世の中を一昔前のジェンダー観の世界に戻せばかなりの問題は解決するはずです。
「そうなると男性の性役割も強化されるのでは」と懸念する人もいましょうが、ぼくはおそらくですが、そうはならないのではと考えます。
高度経済成長期など、過労死どころか男は事故死でバンバン死んでいました。
想像ですが、遺族は多少の補償金をもらうことで口をつぐんでいたんじゃないでしょうか。つまり、男は生命と引き替えに妻子を養うカネを捻出することを強いられていたわけです。
ただ、ここで男女のジェンダー観が一気に戻っても、そこまで生命を蔑ろにするブラックさには戻らないのではないか。
ジェンダー以前に人間の生命についての感覚が当時とは異なっており、それはジェンダー観を回帰させても不可逆ではないか……と感じます。
まあ、「ジェンダー観が一気に戻る」というのも空想的な仮定ではありますが、それでもフェミニズムをつぶせばかなりのレベルで「戻る」ことでしょう。

一昔前の世界が全て正しいわけではないけれども、ひとまず、誤った選択を訂正し、一歩だけ前に戻るのが筋ではないかなあと。

No.7 70ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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