酒々井様> 残念ですが、本書の著者たちは決して「フェミニストの過激な人たち」ではありません。 ネット上で「過激なフェミニスト」というとツイッターなどの口が悪い人たちのことを指しますが、本書の著者たちは「口が悪」くはないし、また逆にアカデミズムにいるフェミニストたちの本を読むと、ツイッターフェミニスト以上に男性への過激な罵詈雑言を並べていたりします。 そしてまた、彼ら彼女らの「口」は置くとして掲げる「理念」はみな、一様に共通したものです。 即ち、どう考えても、本書の著者たちは「過激なフェミニスト」ではないんですよ。 (そもそもあなたのおっしゃることと、彼らの主張はいっしょですよね) >これは私見になってしまうけど、男性が産休・育休に関して具体的に計画を示せなければ、主夫が専業主婦ほど増えることはないと思う。 さて、どうでしょう。 既に顔面核爆弾さんや重い槍さんからも反論がありましたが、そもそも女性が稼ぎの多い男性と結婚する傾向は普遍的であると、今回採り挙げた本ですら述べられているんです。とうとう、フェミニズム寄りの人間ですらもそれを認めざるを得ない状況にまで来てしまっているんですね。 そこを踏まえながら、それでも言うことが変わらないから、本書の著者たちは不誠実なんですが、あなたはそれすら踏まえていない。その意味で、おっしゃる「周回遅れ」の評は、残念ですがあなたにこそ当てはめざるを得ないのです。 翻って「主夫が増えている」とのご意見ですが、これも疑わしいと、ぼくは考えます。 2.6倍という具体的な数字は初めて見るものですが(よければソースを教えてください)そもそも絶対数が圧倒的に少数だから、そうした変動もあるのではないでしょうか。 また、これはずっと以前から言っていたのですが、恐らくその「主夫」は、ポリシーを持ってそのような「家族形態」を選択したというのはやはりごく少数で、単に「旦那の方が失職したのでそういう形になった」というケースが増えたというのが実情であると見て、ほぼ間違いがないと思います。 後、ソースは残念ながら失念しましたが、女性が男性を養う事例は、均等法以前の方が多かったらしいんですね。
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兵頭新児の女災対策的随想
(著者)
酒々井様>
残念ですが、本書の著者たちは決して「フェミニストの過激な人たち」ではありません。
ネット上で「過激なフェミニスト」というとツイッターなどの口が悪い人たちのことを指しますが、本書の著者たちは「口が悪」くはないし、また逆にアカデミズムにいるフェミニストたちの本を読むと、ツイッターフェミニスト以上に男性への過激な罵詈雑言を並べていたりします。
そしてまた、彼ら彼女らの「口」は置くとして掲げる「理念」はみな、一様に共通したものです。
即ち、どう考えても、本書の著者たちは「過激なフェミニスト」ではないんですよ。
(そもそもあなたのおっしゃることと、彼らの主張はいっしょですよね)
>これは私見になってしまうけど、男性が産休・育休に関して具体的に計画を示せなければ、主夫が専業主婦ほど増えることはないと思う。
さて、どうでしょう。
既に顔面核爆弾さんや重い槍さんからも反論がありましたが、そもそも女性が稼ぎの多い男性と結婚する傾向は普遍的であると、今回採り挙げた本ですら述べられているんです。とうとう、フェミニズム寄りの人間ですらもそれを認めざるを得ない状況にまで来てしまっているんですね。
そこを踏まえながら、それでも言うことが変わらないから、本書の著者たちは不誠実なんですが、あなたはそれすら踏まえていない。その意味で、おっしゃる「周回遅れ」の評は、残念ですがあなたにこそ当てはめざるを得ないのです。
翻って「主夫が増えている」とのご意見ですが、これも疑わしいと、ぼくは考えます。
2.6倍という具体的な数字は初めて見るものですが(よければソースを教えてください)そもそも絶対数が圧倒的に少数だから、そうした変動もあるのではないでしょうか。
また、これはずっと以前から言っていたのですが、恐らくその「主夫」は、ポリシーを持ってそのような「家族形態」を選択したというのはやはりごく少数で、単に「旦那の方が失職したのでそういう形になった」というケースが増えたというのが実情であると見て、ほぼ間違いがないと思います。
後、ソースは残念ながら失念しましたが、女性が男性を養う事例は、均等法以前の方が多かったらしいんですね。