本作で少女の受難が執拗に描かれるのは、「それが萌えるから」という理由も大いにあるかと思います。 だから、本作をAKB48に準えた評論なども見かけましたが、それはそれなりに当を得ていると思います。 また、フェミニストならばそれを更に曲解して「男社会で苦しめられる女性の姿を描いた」などと言い出すことでしょう。 しかしある意味、まどかのお母さんや早乙女先生の描写が「ノイズ」のように混入されているのを見るに、作り手にフェミニズムに批判的な本音があるのでは……という気が、ぼくにはしてしまうのです。
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兵頭新児の女災対策的随想
(著者)
本作で少女の受難が執拗に描かれるのは、「それが萌えるから」という理由も大いにあるかと思います。
だから、本作をAKB48に準えた評論なども見かけましたが、それはそれなりに当を得ていると思います。
また、フェミニストならばそれを更に曲解して「男社会で苦しめられる女性の姿を描いた」などと言い出すことでしょう。
しかしある意味、まどかのお母さんや早乙女先生の描写が「ノイズ」のように混入されているのを見るに、作り手にフェミニズムに批判的な本音があるのでは……という気が、ぼくにはしてしまうのです。