兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

初めまして!
論点は三つに分けていただいているので、順にお答えしたいと思います。

1)「過激なリベラリスト」を批判しただけでは批評にはならない。
これは無意味ではないでしょうか。
例えば「右翼/左翼でこれこれの犯罪を犯したヤツがいた」といった攻撃の仕方でその右/左の思想そのものを批判したことにはならない、という考え方は原則論としては正しいでしょう。
が、その振る舞いが、その思想の根本を揺るがすものであったらどうか。例えば「他者の権利を侵害せんとするリベラリスト」ではどうか……?
また、

>表現の自由を標榜する「リベラリスト」たちは、どうしたわけかそうした「住み分け」が絶対に許すことのできない蛮行だと、どういうわけか考えている比率が大変に高いようです。

と書いたように「リベラリストには~多い」といった論調であれば、どうでしょうか。
例えばなのですが、「殺人犯の統計を取ったらベジタリアンの数が有意に多い」なんてことがあったとしたら、どうお思いになりますか?
(言っておきますが上の例は「例えば」であってそうした事実はありませんし、また少なくとも本論における「多い」がぼくの主観ではあるのですが)

2)評論としての実効性に疑問がある。
これは無意味ではないでしょうか。
反発を感じた人は多いでしょうが、最終的にはこのコメント欄でも議論が起こっている。
ささやかでも効果はあったのです。

3)評論として十分な準備がなされて書かれているのか。
これは無意味ではないでしょうか。

>その場合のルールは、法令の定めがあればそれに従い、そうでなければ私的自治にゆだねられるのが常識だ。

これは「警察や裁判所が相手にしてくれないんであればお前らで勝手にせい」とおっしゃっているだけです。おおせの通り、ぼくたち(これはぼくも、ぼくの意見に反対した人も、です)は勝手にしているのです。

> 最後に。どうやら「一部の過激なオタク層」を批判することが大きな動機であって、子供への悪影響というのを(悪く言えば)ダシにしているだけに見える点が、共感できませんでした。

これはどういうことでしょう。
ぼくは最初から、「オタクと世間」という関係性を見て、モノを言っているわけですが。

No.82 145ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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