兵頭新児(著者) のコメント

兵頭新児 兵頭新児
(著者)

初めまして!(……ですよね?)
多賀太師匠と言えば伊藤公雄師匠たちと仲よしの、フェミニストの使徒ですね。
伊藤師匠も本当に書名だけ、ぼくの著作を採り挙げてくださったことはあるのですが、多賀師匠はちゃんと中身をお読みくださっているのでしょうか(まあ、読んだからといって理解することとはまた別でしょうが……)。

>兵頭さんが言うところの「女災社会」がもたらす様々な害は女災ではなく、「真の男」たちが優位する新たな男性支配の社会構造を維持・強化するために甘受すべき「コスト」なんだそうです。

う~む、「女災」すらも男性たちの仕業ということでしょうか。
フェミニストたちは「弱者男性」の言説に対する反論として、「強者男性こそがお前たちを搾取しているラスボスである、それに牙を剥かず、弱い我々に文句を言うのは卑劣だ」と言うことが多い。
多賀師匠の主張もそれに近いように思えます。

実のところ「弱者男性」の言い分はそもそも、「女を優遇するな」という種類のものが多いので、この時点で実はフェミニストの反論は全然反論になっていません。
が、のみならずこうした発言自体が、今まで「男は強者で女は弱者」と雑な二分をしてきた自分たちの言説を否定していることになり、完全なブーメランなんですよね。
それと同様、多賀師匠の主張もジェンダーで支配者/被支配者が明確に分かれるとする彼ら彼女らの妄想に対するブーメランとなってしまっています。


>管理職を目指す上昇志向の女性を「名誉男性」呼ばわりしているくだりを読んだときは一驚しました。

それはすごい!
上に多賀師匠を「フェミニストの使徒」と書きましたが、そうではないのかも知れませんね。
たま~に、「男性学」の研究家を自称する人たちは「女も割り勘でデートをせよ」などと言う人がおり、女王様におしおきを受けるのではないかと見ていてハラハラするのですが、多賀師匠はそれ以上ですね。
かつては女性の調和的平和的性格を尊ぶ「エコロジーフェミニズム」というものがあり、今では忘れ去られた存在となっています。
が、目下のフェミは「女も男並みの地位に就くべき」と称する一方で、「しかし女は平和的」とエコフェミの美味しいところだけを摘もうとするダブルスタンダードを平気で行っています。
多賀師匠はマジで革命を目指している共産主義者、「原始共産制」みたいなのを理想とするエコフェミ系の人なんでしょうか。

No.14 98ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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