少子化について考える(1,958字)
最近、またぞろ少子化がネットで話題である。
もとははてなの増田で「保育園落ちた日本死ね!!!」というエントリーがあって、それにいろんな人が反応した。
この問題が根深いのは、「少子化」というのが構造的な問題ということだ。どう構造的かというと、少子化が進むと子育てする人が少なくなる。そうなると民主主義の世の中なので子育てする人が有利な政策は多数決で否決され通りにくくなる。そうして世の中はますます子育てしにくくなる。そうなるとまた子育てする人が減り――という悪循環に陥っているのだ。負のスパイラルが止まらない。
また、もう一つの根深い構造もある。それ
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