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『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。
1968年生まれ。男性。本名同じ。東京都日野市出身。東京芸術大学美術学部建築科卒。 秋元康氏に師事し、放送作家や秋元氏のアシスタントとして17年間働き、AKB48にも関わる。独立後、『もしドラ』を著し41歳で作家に。 ブロマガのタイトルは、大好きなザ・ブルーハーツの「1000のバイオリン」より。
たまたま生放送を見たとき感じた違和感の理由がすこしわかった気がします。人によってはその鏡に映った自分の醜さに耐えられず岩崎さんを攻撃せざるを得なくなるのでしょう
>>1 そうですね。ぼくはそんなふうに攻撃される人というのも、この世には必要なんじゃないかとなんとなく思っています。なので、攻撃をされないよう、あらかじめ予防線を張るということはしません。そうすると、攻撃してくる人というのは、まあ後を絶たないわけです。それはきっと、仕方のないことだと思います。 ただし、同時にぼくのことを面白いと思ったり、ぼくの中に尊さを見出す人も現れるんですよね。これはもう、ずっと昔からそうでした。そういう人にとっても、ぼくはきっと役に立てているのだと思っています。 結局、鏡として生きるしかないんです。ぼくは自分を、そういう役割を担う人だと思っています。また正直に言うと、そういう立場が好きなのかもしれませんね。
虫けらの視点からは、「破壊のための破壊」と「創造のための破壊」の違いが、自分を含めた感情の発露や魂の動きのようなものを通して見えてくるということでしょうか。
悩みや苦しみに対しての考え方は、私のぼんやりしている所を本当に明確にしてくれますね。 岩崎さんの強さや鋭さは、クリエーションとかそんなものじゃなくて、文字通り死ぬほど繰り返してきた、自問自答の日々なんでしょうね。そこにリンクしている話は特に鋭い。言葉のニュアンスが他と少し違うだけで、えらく感じ方が変わる。 最後に、子供の頃の写真かわいすぎワロタw、時間とは残酷です。
「もしドラ」が200万部以上売れたというひとつの事実があり、その作者である岩崎さんへのファン(ブロマガ読者)が現時点で3桁(ブロマガ開設当初は三十数名)というのが正直ちょっと信じられないのですが、この"「もしドラ」はなぜ売れたのか?"というシリーズの中でそのあたりの分析をやっていただけると色々と参考になりそうな気がします。 (売上の遷移を時系列にグラフ化して、売上が跳ね上がった時にどういう露出があったのか…etc) 「もしドラ」を読んだことのある周りの知人と話をしていると概ね以下のような感想が多いです。 ・ドラッカーのマネジメントに興味があったが原著を読むまでに至らない潜在的読者がものすごくいた ・「もしドラ」の作品自体は青春小説としては期待したほど面白くなかった(アニメ、映画も同様) >>4 "岩崎さんの強さや鋭さは、クリエーションとかそんなものじゃなくて、文字通り死ぬほど繰り返してきた、自問自答の日々なんでしょうね。そこにリンクしている話は特に鋭い。" 同意です。
>>3 そうですね。感覚として分かるようになるということだと思います。文字通り「虫が知らせる」という感じですね。
>>4 ありがとうございます。長い試行錯誤の末に、良いものを作るということはもっと深い領域に至らないといけないということが分かったので、そういう場所へ足を進めたという感じでしょうか。必ずしも望んでいたわけではありませんが、かといって嫌だったわけでもありません。振り返るとここへ辿り着いていたという感じです。 ぼくは、ぼくの今の顔を誇りに思っています。それは戦士が自分の傷を誇りに思うのと似ています。この顔は、ぼくがどれだけの修羅場をくぐり抜けてきたのかを、億千の言葉よりも雄弁に物語ってくれるからです。
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「もしドラ」が200万部以上売れたというひとつの事実があり、その作者である岩崎さんへのファン(ブロマガ読者)が現時点で3桁(ブロマガ開設当初は三十数名)というのが正直ちょっと信じられないのですが、この"「もしドラ」はなぜ売れたのか?"というシリーズの中でそのあたりの分析をやっていただけると色々と参考になりそうな気がします。
(売上の遷移を時系列にグラフ化して、売上が跳ね上がった時にどういう露出があったのか…etc)
「もしドラ」を読んだことのある周りの知人と話をしていると概ね以下のような感想が多いです。
・ドラッカーのマネジメントに興味があったが原著を読むまでに至らない潜在的読者がものすごくいた
・「もしドラ」の作品自体は青春小説としては期待したほど面白くなかった(アニメ、映画も同様)
>>4
"岩崎さんの強さや鋭さは、クリエーションとかそんなものじゃなくて、文字通り死ぬほど繰り返してきた、自問自答の日々なんでしょうね。そこにリンクしている話は特に鋭い。"
同意です。
(著者)
>>3
そうですね。感覚として分かるようになるということだと思います。文字通り「虫が知らせる」という感じですね。
(著者)
>>4
ありがとうございます。長い試行錯誤の末に、良いものを作るということはもっと深い領域に至らないといけないということが分かったので、そういう場所へ足を進めたという感じでしょうか。必ずしも望んでいたわけではありませんが、かといって嫌だったわけでもありません。振り返るとここへ辿り着いていたという感じです。
ぼくは、ぼくの今の顔を誇りに思っています。それは戦士が自分の傷を誇りに思うのと似ています。この顔は、ぼくがどれだけの修羅場をくぐり抜けてきたのかを、億千の言葉よりも雄弁に物語ってくれるからです。