永遠の初心者 のコメント

酷い。この一言に尽きます。
ブラック企業が蔓延る理由、それは奴隷制がこの世界で一番儲かるからでしょう。資本主義の世界である以上、やがてこうなる事はある意味当然の事態だと考えます。
昔は西欧諸国がアジア・アフリカを植民地支配し、現地民を奴隷としてこき使って莫大な利益を上げました。然し、奴隷は当然ながら嫌々労働をしているので、仕事への情熱も無ければ反乱も起こします。それに対して考えられたのが、労働者を知らず知らずのうちに奴隷に仕立て上げるという手法だと、私は考えております。
まず、労働者に「夢」を与え、「頑張れば夢は叶う」と信じ込ませます。素直で真面目な労働者は、「夢を叶えるため」に努力します。たとえ多少理不尽に扱われても、「自分の努力が足りないんだ。もっと頑張らなければ」と、自分で自分に鞭を入れてくれます。
更に、労働者に「気付かせない」ために、彼らの基本教育から法的知識を抜いておきます。一番手っ取り早いのが、「政治嫌い」にしてしまうこと。「政治は難しくて分からず、拘わりたくないもの」。法律を知らず、不法行為を行われても気付かない、仮に分かったとしても訴え出る方法が分からない、となればこっちのもの。
誰も関心を持たず、文句も付けてこないので、法律などは幾らでも労働者にとって不利なものに変えられますし、仮にそれに気付かれても彼らは「どうしていいのか分からない」。
その上保険をかけるなら、社会的不信をばら撒くのもいいでしょう。具体的には、「警察への不信」「役に立たない役所」など。「生活保護は唯の怠けだ」保障されている権利を普通に行使している人をバッシングしたり、「何時凶悪犯罪を犯すのか分からない普通の隣人」というのも効果的でしょう。「無力感」こそが正義です。人が互いを信じられなければ、「被害労働者同士が団結して立ち上がる」事も不可能です。
最後に、「劣悪な環境でもそれしか職がない」事が常識になれば、奴隷の認識のない「奴隷」の完成です。この状況こそが、現在ののブラック企業の蔓延る現状ではないでしょうか。
この話には続きがあります。今年4月から施行されている「出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案」事実上の偽装移民法により、外国の安価な労働力を大量に受け入れるのです。
日本に入ってきた外国人が永住権を取得し、「論より暴力」で参政権さえも勝ち取ろうとしたとき、我々はどうなるのでしょうか?

No.192 116ヶ月前

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