ライトノベルの書き方:その16「脇役としての肉親の不在」(1,821字)
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物語の配役には「ハムレット型」と「ドン・キホーテ型」がある。
「ハムレット型」は、主人公とそれを取り巻く複数の脇役がいて、主人公の多面性が示される。「ドン・キホーテ型」は、主人公と脇役が濃密な関係を築きながら、その中で主人公が変化していく。
ただし、これらの型はくっきりと二つに分かれているわけではない。あらゆる物語は、多かれ少なかれこれら二つの型を混在させている。
そこで今回は、「混在型」の配役を「スター・ウォーズ」を例に見ていきたい。
「スター・ウォーズ」は、混在型配役の見本のような作品である。そこでここでは、混在型を「ハムレット型」「ドン・キホーテ型」にならって「スター・ウォーズ型」と名付けたい。
「スター・ウォーズ」(特にエピソード4)の主要な配役は以下になる。
主人公のルーク。レイア姫。メンターのオビ=ワン・ケノービ。アウトローな味方のハン・ソロとチューバッカ。忠実なロボットのC3
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