ライトノベルの書き方:その15「脇役の存在理由を考える」(1,761字)
- 登録タグはありません
ライトノベルに限らないのだが、小説や物語においては脇役が重要な役割を果たす。それはもはや当たり前とされていて、今さら言うまでもないことのように思える。
しかしながら、それはあまりに当たり前すぎて、「なぜ脇役が重要なのか?」ということについては、あまり議論されていない。そこでここでは「なぜ脇役が重要なのか?」ということについて、あらためて考えてみたい。
脇役の重要性というのは、大きく分けて二つある。
一つは、主人公を立体的に描くためだ。
人間というのはそもそも立体的で、さまざまな側面を持っている。やさしい面もあれば冷たい面もあり、強い面もあれば弱い面もある。そういう多面的な存在である。
人間のそうした多面性は、複数の人間と接する中で浮き彫りになる。
例えば、ある人物の周囲に、両親、伴侶、子供、友人がいたとする。するとその人物は、父親には父親用の顔を見せ、母親には母親用を見せる。それは、伴侶に
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
2015/04/20(月) 06:00 「一億層マスコミ時代の到来」と、そこで「マスコミ人」が生き残っていく方法(1,725字)
コメント
コメントを書く