このやり方は施しをする者の名分を保つ上で便利なのかもしれないですね。 実際は中身がないけど、受け手はありがたくもらう。 ゾマホンさんも言ってましたが、 飢えたアフリカの人たちに、ただ穀物を送るのではなくて、 その土地でなら育てられる穀物の育て方を教えるのが本当の援助ではないかと思います。 昔、中国の斉に晏嬰という名宰相がいて、 彼は国に飢饉が発生した時に、民を飢えさせないために公共事業をうまく利用しました。 君主に聴許を得て、宮殿をつくることにし、工賃を水増しさせて完成予定日をわざと遅らせました。 それによって民衆の懐を潤わすことによって民が飢えることをふせぎ、君主は宮殿の完成を喜びました。 これは田中角栄の日本列島改造論でも行われていて、 交通整備に力をいれることで地域の行き交いをしやすくし地方の発展に寄与するのと同時に、 安定した働き口の提供も兼ねていました。 僕は、この問題に際しては、 働き口の提供を国家で提供できればいいんでしょうけど、 その引き出しが今はない、なんて感じます。
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このやり方は施しをする者の名分を保つ上で便利なのかもしれないですね。
実際は中身がないけど、受け手はありがたくもらう。
ゾマホンさんも言ってましたが、
飢えたアフリカの人たちに、ただ穀物を送るのではなくて、
その土地でなら育てられる穀物の育て方を教えるのが本当の援助ではないかと思います。
昔、中国の斉に晏嬰という名宰相がいて、
彼は国に飢饉が発生した時に、民を飢えさせないために公共事業をうまく利用しました。
君主に聴許を得て、宮殿をつくることにし、工賃を水増しさせて完成予定日をわざと遅らせました。
それによって民衆の懐を潤わすことによって民が飢えることをふせぎ、君主は宮殿の完成を喜びました。
これは田中角栄の日本列島改造論でも行われていて、
交通整備に力をいれることで地域の行き交いをしやすくし地方の発展に寄与するのと同時に、
安定した働き口の提供も兼ねていました。
僕は、この問題に際しては、
働き口の提供を国家で提供できればいいんでしょうけど、
その引き出しが今はない、なんて感じます。